新たな出会い
伊勢崎にはいり、そろそろ玉村に入ろうとした時だった。
パーン!
『うわっ!?なんだ!?銃声か!?』
とあわててブレーキを踏む。
そして連続的に銃声が市街地に響き渡る。
『こっちに撃ってきてない...?向こう側か?
誰かが戦っているのか、いってみるか』
車を置き、準備を整える。
防弾チョッキのポケットにマガジンを6個ずつ入れる。入り切らなかったマガジンはさっき手に入れたウェストポーチに入れることにした。
ミニミを肩に下げ、9mmを足のホルスターに入れる。メイン武器は89式だ。
銃声がした方に向かう。銃声は断続的だが、まだ生存者が生きてるのだろう。
死なせないためにも急ぐとしよう。
銃声をたよりに走るだが、銃や防弾チョッキが重いためそこまで早く走れない。
『くそっ!重いな、車でくればよかった!!』
5分程走り、生存者を見つけた。ゾンビの数は10体程だ。
だが弾が切れたらしく、絶望した顔で弾切れしたハンドガンの引き金を引き続けている。
『おいっ!!そこのあんた!伏せろ!!』
伏せたことを確認し、ゾンビの頭に鉛玉をぶち込む。
ゾンビを片付け、生存者に駆け寄る。
『おい!大丈夫か!?』
『はっはい!大丈夫です!』
と言って顔を上げたのは超絶美人のかわいい女の子だった。
『とりあえずこから逃げるぞ、俺の拠点に来い』
『わかりました』
『弾は.....ないだろ?俺の銃を使え』
『ありがとうございます』
『よし!行くか!車があるからそこまで走るぞ!!』
『はいっ!』
女の子と二人で車まで走る。なんとかついたが、さっき銃をばかすか撃ったのでゾンビの数が集まりつつあった。
••••••急いで拠点までいったほうがいいな
車にエンジンをかけ拠点まで戻った。