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それは、それとて  作者: 明日


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白銀の月








反抗期……虫に病に、憑かれたか?

「娘の、エリとミエだよ」

「「こんばんわー」」

席についた私は、二人を視た…

ゴスロリ、白と黒、

口紅も、白と黒、独特な路線…

二人は桜花していた…


「カッコいいね……二人共…」

エリ

「私達は服に着られませんから」

ミエ

「自分に合う服を着ます

 世界が……否定しても」


独自路線、全開、少し尖る性格、服…そして

彼女達の左肩

しがみついて斜め上を見る、

ピンク色、ガリガリ薄毛の、おじさん

白ワンピースを添えて……鳴いてる


「アパァァァ」「アパァァァ」


……虫に病と、双璧をなす

……物の怪……

アレは……おっシャレ…

40cm位か、まぁまぁでかい、…キモい

「ピリリ、ピリリ」

明さんの電話が鳴り

「緑さん、好きな物をたのんでよ

 ちょっと外すよ」


虫に病は宿主の見た目はあまり

変化しない、まぁ、たまにはいるが…


おっシャレは、見た目にモロに

影響を与える、行き過ぎる…

ブレーキなんて、存在しない

気に食わないなら、裸でいる


コレは…祓ってしまわないと

「ふっふ、二人は、いつから」

「その、路線の服を着てるの?」


ミエが鼻で笑う「ふっ」

「皆んな、同じ…なんて、退屈だわ…」

エリも呼応して

「月は、黄色ですか?私は白銀に見えるわ」

「服は、着るモノですよ」

ミエ

「そう、世界が否定しても、

 私達は……あり続ける」



……私は無言で立ちあがり…

「ちょっとごめんね」


二人の後ろに回り込む

サっと、オッシャレを、掴んで離さない

「あっ」……

二人は、急ブレーキを踏んだ

全開全速で、走り抜けて来のだから

後遺症は在るだろう。…若干


数年後、写真を見た時に

…甘酸っぱい、記憶に襲われるだろう


戻って来た明さんに、終わりました。伝えて

軽い後遺症を発症した二人と帰って行く……


お礼と、分厚い封筒を頂いた。

「緑さん、また頼むよ」

二人は柔らかくなった声で

「「さようなら」」と前を向いた


「アバァァァババ」

無理矢理、引き剥がされた二匹

私を手の中で、威嚇する


「さて」人目の無い、路地裏に入る

コンクリートの壁、目掛けて、振り被り、

投げ付けた…

シュッ…「ビタン」「ビタン」


「アバギャゃ」動かなくなった

燃やそうと、近付くと……


二匹のおっシャレは

…光った…

「メリメリ」「メキョッ」

融合した…180cm…くらい?

ピンク色ガリガリ

ワンピース薄毛おじさんが誕生した。

おっシャレは私を睨み

片脚を下げ静かに沈んだ…


…「えっ」…

…初めての光景に驚く…


オッシャレは凄いスピードで

距離を詰めて来た、間合いに入られる

「アシッュ」

俊足の右足のローを放ってきた……


ひっそりと読んで頂いているので

貴方に、ありがとうございます

読んでいる、貴方を、「クッ」とさせたい

それを周りから見られて

「キモっ」とさせたい、

暇潰しに無れば幸せです

肩の力を抜きましょう

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