愛想笑に秘めた想い
バフ、バフバフ」
マッキーはこの笑い方、…ツボだ
ふくよかな叔父様が、腹に手を当て、
余った顔の肉と腹をブルンっと揺らし、
仰け反りながら
「バフ、バフバフ」と鼻の穴全開で
笑う………無理もない、私は見慣れた
凛さん、プルプル小刻みに震える
顔は真顔だ……
マッキーは明さんを見つめて
愛想笑い、と言う結界に封じて
歯を噛み締めてる
「凛さん、緑屋さんは特殊ですから」
「今後とも、よろしくお願いしますよ」
ブルン「バフ、バフバフゥゥ」
「クッ…よろしくお願いします明様」
「さんで、良いよ、おじさんだから」
「バフ、バフバフフゥ」
凛さん目を見開き震えた……
目標をマッキーに切り替え明さん
「真希さんも、いつもお世話に
なってるからね」
マッキーは丹田に力を入れ、守備体勢
「いえーまたよろしくお願いしますね」
笑った愛想よく「ははっ」
そうだね「バフ、バフ」
「ははっ」「バフ、バフ」ブルン
「ぶっ」「ははっ」
冷や汗をかき、マッキーは死にかけて
笑うけど、笑えない
愛想笑いと、秘めた笑いの狭間で…
震えていた…
凛さんは、斜め下を見て震えてる…
戦場は、すぐ近くにあった…
「そうだ、緑さん後で少し時間ある?」
お得様だ、時間は作ろう
「えぇ、大丈夫ですよ」
「少し、相談があってね」
明さんは、去っ行く……
「死にかけました、明さん笑い方で」
「えぇ、あれは、失礼ながら、プッ」
私達は笑った遠慮なく……
良い時間を過した、
「緑さん二次会行きます?」
「いや、明さんに呼ばれてるからさ」
「マッキーと凛さんで行っておいで」
「では、緑さん遠慮なく」
二人は夜の光に消えて行く…
「領収書後で出しなよ〜」
「はーい」「ありがとうございました」
さて、明さんはどこだろう
後ろのタクシーの中で待っていた
「緑さん、コッチだよ、乗って」
また高そうな、お店に通された
個室にいたのは二人の娘さん
高校2年生…双子だ…
明さん
「最近娘がね、反抗期というか」
「変なんだ、プライドが高いというか」
「一度、緑さんにみて欲しくてね」




