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それは、それとて  作者: 明日


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82/129

あちらからです





第一会、歓迎会を控えた私達


一旦解散した

高級料理店に予約を入れ

マッキーも凛さんも楽しみにしてる


「予約していた、緑です」

「緑様、お待ちしておりました」

セクシーなウエイターさんに案内され

落ち着かない雰囲気に、周りを見渡した。


豪華だな、綺麗な店の中は

10席と多くないが、

ピアノが、置いてある

「演奏とかも、あるのかな?」

一人事を、こぼしていると


コートに淡い青の、ドレスで眼鏡をかけ

髪を整えた、モ゙デルさんが来た

凛さんだ、身長が高い

スタイル抜群だ


並んで、紺色のコートにお洒落な

ドレスを着て、センス抜群の

マッキーがひそひそと


「緑さん、豪華ですね?」

「テーブルマナーとかあります?」


私はテーブルマナーとは無縁の男

「身内しかいないから、気にしないよ」

笑って言う


私は焦っている、ちょっとお洒落な

作業着で来た、自分を悔いた……



料理が運ばれ、テンションが上がり

私は、立ち上がって、グラスを持ち

「緑屋に、来てくれてありがとう」

しっかり二人の目を見て感謝


大きな声で

「カンパーイ」

座ったまま優雅にグラスを上げる凛さん

にこやかに笑ったマッキーもつられる

「かんぱー………」

他のお客様から

視線が、注がれていた。


そう言う、お店じゃない……

小声で「カンパーイ」と挨拶をした


美味しい料理や、お酒に良い感じに

時間は過ぎて行く……


「緑様、あちらのお客様からです」

ウエイターさんが

高そうなお酒を、運んで来る


聞きなれない、言葉に困惑し

指された方を見た…

にこやかな叔父様が、手を振る

……あれは、

近藤一族、現当主

弟の、近藤 明さん、直系だ


かなりラフな方で、

会えば気軽に、話してくれる方


マッキーも何度か会ってるから

会釈をしている、


明さんが、こっちに来てくれた

凛さんに耳打ち

「近藤さん、当主の弟、明さんだよ」


聞きなれない、ビッグネーム!

凛さんは少し動揺…


ふくよかで、優しい顔の明さん

「カンパーイと聞き慣れた声が

 聞こえたからね、

 緑さんだとすぐ分かったよ」

「真希さんの姿も見えたから」


「お、恥ずかしい、

 お酒、ありがとうございます」

マッキー

「ありがとうございました」

「良いよ、気にしないで飲んでくれ」


「明さん、うちに新しく入った」

 彼女に視線を向け

「美良 凛と申します」

凛さんは立ち上がり、挨拶をした


「ご丁寧に、近藤 明です」

緑屋さんは美人だらけで

「採用のコツは、顔かい?」

 「バフ、バフバフ」

独特な笑い声で……鳴いた



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