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それは、それとて  作者: 明日


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桜 真希





マッキー日記

今日は、本当に何もなかった。

朝、事務所を開けて、

コーヒーを淹れる。

少しだけ濃くなった。


電話は一本も鳴らず、

郵便も来なかった。

領収書を整理して、

ファイルに綴じる。

数字はきれいに合った。


緑さんは、昼前に一度戻ってきて、

何も言わずに席に座った。


「今日、静かですね」

そう言うと、

「そうだね」とだけ返ってきた。

それだけだった。


青い封筒は届かなかった。

引き出しの中も、静かだ。


午後は眠くなって、

二杯目のコーヒーを飲んだ。

今度は、ちょうどよかった。

夕方、戸締まりを確認して、

事務所を出る。


帰り道、

街灯が一つだけ点いていなかった。

でも、気にしない。

特別なことがない一日は、

平和です

明日も、

何もなければいい。それでいい

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