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金が全てか?
大盛りラーメン、
餃子、炒飯。
それを平らげたマッキーを、
家まで送り届けた。
「明日は、休みでいいから」
凄く眠そうなマッキーは、
「はい、お疲れ様でした〜」
そう言って、手を振り、帰って行った。
事務所に戻った私は、
日記を開く。
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座敷わらし。恩を受け、
住んだ家に繁栄をもたらす物の怪。
……いや。あれは、
叔母わらし。
時の流れによって、変化してしまった、
近代の物の怪だ。
では、なぜ私が呼ばれるのか。
理由は簡単。触れられるからだ。
近藤一族の血族も、
姿は見える。だが、触れることはできない。
以前、
叔母わらしが不機嫌になり、
屋敷を出て行こうとしたことがある。
その時、引き止めたのが、私だった。
宴会失敗の、保険みたいなものだろう。
繁栄は、必ずしも実力じゃない。
金が全てか?……そうでもない。
私は、
百万円の束をほおずりしながら、
自分に言い聞かせる。
これは、ただの紙くずだ。
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