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序章
何の魔法もなくて、ただただ虐められるだけの人生。
それで終わっていいのだろうか。
いいや、いいはずがない。
わたくしは、天才魔法士。
美しく、気高く有る者。
醜くあっていいはずがない——!!
そうですわね、復讐を終えたら何をするか?
心機一転"ほのぼの暮らし"でもしてみるのもいいかもしれませんね。
前世でやり遂げられなかった研究を進めたりして……。
て、あら?
この国、全く発展してませんわね。
でしたら……やることは一つでございましょう?
美しく、気高く、この国を発展してみせますわ!
こんにちは、星乃いーふです。
どうぞ、よろしくお願いします。