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朝まで

 少し短めです。いつも評価等々ありがとうございます!!

 母さんの質問等は適当に流しつつ、風呂等々を終え、時刻は午後11時を回った。そろそろ寝る時間ではあると思うのだが、うちには客人を泊める用のベットがない。


 どうしたものかと母さんに話すと、「一緒に寝ればいいじゃない」と、まぁまともな返事が返ってこなかった。


 ちなみに父さんだがどうやら仕事先で何かあったらしく今晩は帰宅できないそうだ。まぁそこそこよくあることだから心配はしていないけどな。


 仕方ないので俺のベットで寝てもらうことにした。とりあえず俺はリビングのソファーで寝ようかといった感じだ。


「とりあえず明日学校の帰りに布団を買ってくるから今日は俺のベットで寝ててくれ」


「承知した。しかし、そうなると奏多殿はどこで寝るのだ?」


「俺はリビングのソファで寝るよ。同室で寝るのもちょっとあれだしな」


 母さんにも唯華にも言ってないがほぼ初対面だからな。それで一緒の部屋で寝るってのは体裁が悪い。


「拙者は別に構わないが……。話したいこともそこそこあるからな」


 話したい事?


「話したい事、か。内容は?」


「できれば現代の事についていろいろ話を聞きたい。このままではギリギリの生活すぎる」


 確かにそうだな。鎌久さんはこの時代の事については最低限度しか知らなかったはずだ。


 明日は学校だからできれば早く寝たくはあるのだが、学校よりも今後しばらくの付き合いになる鎌久さんの生活の方が重要だ。


「わかった、じゃあ今夜は少し話そうか。なにか聞きたいことはあるか?」


「そうだな、まずは現代のおすすめの食べ物から……」


 何やら、ロゼリアと同じ気配を感じながらも俺は話を始めた。


◆◆◆


「そうか、日本はずいぶんと平和な国になったんだな……」


「ああ、もう何十年も戦争は起きてないな」


 いろいろな話をしていて、気が付くともうすでに朝になっていた。まったく眠気が来た覚えはない。


 そうか、もうこんな時間か。


「悪い、もう学校に行く準備をしないと」


 鎌久さんにそう告げる。


「ああ、わかった。頑張ってきてくれ。パソコン? でいろいろ調べて待っていればいいんだろう?」


 俺が学校に行っているのを待っている間は暇だろうと思って、パソコンの使い方を教えて置いた。


「おう、それでいいぞ。帰りは少し遅くなるかもしれないから待っていてくれ」


「わかった。こういうときはいってらっしゃいというんだったな。いってらっしゃい」


「おう!」


 鎌久さんに見送られて家を出ると俺はすぐにコンビニに向かった。疲労感などは全くないが一応は徹夜なわけだ。できればエナジードリンク等を飲んでおきたい。


「すいません、これをお願いします」


 会計に俺が出したのは、10年以上前からずっと主流の目印が独特の緑色のエナジードリンクだ。


「かしこまりました」


 あまり眠れなかったときなどはこれを飲んでから学校に向かっていたが最近は飲んでいなかった。


 なにやらすごく久々な気がするな。


 購入したエナジードリンクをすぐに飲み干してからゴミ箱に捨てて学校に向かう。


 ちょうど昨日河野さんがBクラスに昇格したわけでし、クラスの人達がどう反応するのか少し気になるな。

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