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薔薇

お送りくださった殿下をお茶にお誘いすると、お時間をとってくださいました。

お茶会はお二人で過ごせるように、怪我を口実に遠慮しようとしましたが、「やはり痛いわよね…わたくしのせいで怪我をしたのですものね…」とお姉様が悲しい顔をされるので、大丈夫ですと伝えたら、わたくしもお茶会に参加することになってしまいました。落ち込むお姉様も可愛らしいですが、やはりお姉様には憂いなく過ごしていただきたいです。

お天気がよいので、お庭でお茶会です。


殿下がお姉様をエスコートして先を行かれます。わたくしは、後ろからセバスと一緒に向かいます。腰を痛めたセバスと、足を痛めたわたくしですから、ゆっくり向かうことになり、お二人との距離が開きました。

殿下にエスコートされたお姉様が楽しそうだとセバスに話すと「それは、ようございました」と返ってきました。お姉様は微笑んでいらっしゃるのに、その表情の変化は、セバスでさえわからないらしいです。セバスとお姉様の笑顔の可愛らしさを共有できないのが残念です。


お茶会は和やかに進みました。

お二人でお話しくださればよいのに、お姉様はわたくしに気を遣い話題を振ってくださいます。

ですからわたくし、お二人になれるように仕掛けましたわ。

我が家の庭でも薔薇が咲き始めておりますので、お二人での観賞をおすすめしました。お姉様がわたくしもと誘ってくださいましたが、わたくしはもう少し座って休みたい。わたくしの部屋に飾る薔薇をお姉様自ら摘んできていただきたいとお願いしました。


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