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死の商会の聖骸世界大戦  作者: 黒桜旅団:狂王エノモト
13/16

朝飯争奪戦


とか思っていた時期が俺にもありました。

女子風呂と男子風呂は離れていて、壁も分厚く、覗きなどできる環境ではなかった。トホホ、、、、、、、、、、、、、。


さて、さっぱりした俺たちは食堂に向かった。

途中女子達と合流した時、女子の私服が眩しすぎて、何人かの男子の目が輝いた。俺もその一人である。当然だ。

まぁ女子の私服はひっどいセンスの持ち主も居て、その人の前で噴いてしまった。

因みに、エレナさんの服は普通だった。いや、少しボーイッシュな感じだったな。


食堂で俺たちを待ち受けて居たのは、ビュッフェ形式の朝食だった。

既に先輩達が食べ始めていて、肉料理の消費が速い。

ヤバイ。早くしないとなくなる!


「お前らさっさと食えよ〜」


声をした方をみると、割烹着を着た京子さんと、その車椅子を押す輝御先輩の姿があった。

京子さんの手には揚がったばかりの唐揚げがあり、先輩達はその唐揚げを取っていって食べていた。


「ふふ、今日は皆よく食べるわね。嬉しいわ。」

「持ってきた瞬間に半分消えるとか、お前ら食い意地貼りすぎじゃないか?」


先輩達は黙々と食べ続ける。


「全く。突っ立ってないでお前達も食べろ。」


俺たちは早く食べ始めないと、という思いはあったのだが、圧倒されて動けていなかった。

よ、よし、俺もあの争奪戦に入ってやる。俺様にもよぉこせぇぇえぇぇ!



疲れた。争奪戦は想像以上に激化して、途中から女子も入っての混戦状態になった。

朝御飯は昨日の夕食通り、京子さんの手作りで滅茶苦茶うまかった。

それにやはり何か力が漲る様な作用があり、身体が軽くなる様な気分になった。いや、実際に身体が軽いわ。うん。

疲れたのに身体が軽いとはこれいかに。


「さ、お前ら食ったな。じゃあ俺たちも食べるとするか。」

「そうね。今日はお魚の煮込みが上手くできてたから楽しみだわ。」


京子さんと輝御先輩はまだ食べていなかったらしい。


「さっきも言った通り、お前ら一年は、今日は一日中自由時間だから、好きな様に動け。授業の予習をしてもいいし、荷ほどきをしてもいい。あ、2年も今日は授業免除されてるから、先輩に色々聞くのもアリだぞ。」


なるほど、先輩に質問か。あ、そうだ、、、


「じゃあ京子先輩に質問していいですか。」

「私?いいわよ」

「先輩は、何故“車椅子”なのですか?」


そう、これだ。クリスタル所有者は特に身体は頑丈で、怪我や病気にはかなり強い。それなのに車椅子というのは変だと感じていたんだ。


「そうね、あなた達には言ってなかったわね。」

「お前ら、覚悟して見ろよ。」


ん?覚悟?

京子さんは、その割烹着の裾を持ち上げた。

京子さんは割烹着の下に黒の厚いニーソックスを履いていた。

何に覚悟が必要なんだ?京子さんの艶かしい御御足を見て鼻血を出さない覚悟か?

その後、輝御先輩が徐ろにニーソを脱がし始めた。

エロい、、、

とか考えたのは最初だけだった。。。。。。


「これが理由。驚いたかしら?」



京子さんの足は膝下が全てクリスタルと化していた。。。


これまでの京子が出てた場面は、書いてないところもありましたが、全て車椅子姿の京子です。漫画だとわかりやすいんだろうなぁ。

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