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始まりの日常


暗闇が広がり街灯の光、

コンビニの光が太陽の代わりに辺りを照らす。


空を見上げれば無数の星が無限の存在を示しているかのように点在し、月はどこにも無かった。

雨上がりのアスファルトには落ち葉がへばりつき雨の匂いは時間と共に薄れていく。


腹に空腹感を覚え近くにあるコンビニに寄った。

店内には夜勤の店員が1人眠たそうに商品棚の整理をしていた。店内をぐるぐる回りレジに行くと、さっきの店員の姿がどこにも無く、声を出しても出てくる気配も無かった。

恐怖が全身を包み込む。

そんな時、外で爆音が響いた。爆破音とは少し違うなにかが…



「お‥おにぃ…おにぃちゃん!」


目の前には今にも俺が寝ているベッドにダイブしそうな妹の姿があった。


「あっ、ちょっ、、ぐはっ」


寝起きにしてはいい反応をし抵抗をしたものの、努力虚しく散った。


すっかり春休みボケに浸っていたので、今日がいつなのかわからなくなっていた。確か今日は...なにも無かったはず...


「今日は休日なのになんで起こしたの」


妹は呆れた顔をして


「今日は入学式でしょうが」


そうだった。今日は大切な入学式。高校生活を送るに辺り入学式は高校生活を決めると言ってもいい大事なイベントだ。


「私はもう行くから家の戸締りよろしくね」


妹は流れるように家から出て行くのを見送りながら思う。


ヤバいヤバいヤバいヤバい...初っ端から遅刻はマズイって


妹に続くように家から出る田口優のであった。


朝の通勤ラッシュの電車に呑まれ、まだ踏み慣れていない道を走る。


これからエンジョイ高校生ライフが始まる?





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