Raumwanderm
「人形は美しい目じゃないといけないの!死んだ魚のような目をしたあなたは、私の娘じゃない!私の娘は、どこへ消えてしまったのか…早く出て行きなさいよ!!」
私の母…元母は、メルヘンだけどヒステリックで自分の娘が人形みたいじゃないと怒鳴り散らす
「私だって、あの人の娘に生まれたかったんじゃない…自分の存在を認めてくれる親のもとに生まれたかった」
突然、トランペットの音と共に空から背中に羽をつけたおかしな人間が舞い降りてきた
私は夢を見ていると思い、頰をつねる
「痛い…」
夢じゃないならなんなんだ。と疑問が増える
「パンパカパーン!君達の世界を支配してる、神だよ?」
は?何言ってんだこの不審者…
「は?何言ってんだこの不審者…って思ったよね?」
この神(?)は、心読めんのか…めんどくさいな
「それで、神様。ご用件は?」
神(?)は、指をパチンと鳴らすと
「俺の用件は…君を幸せにしてあげようって言うことだよ。」
「はぁ?どういう事ですか、意味分からないんですけど。」
神(?)は、ため息をついた後、詳しく話し始めた
「高1にもなって幸せを体験していないなんて、罰でしかない。だから君にRaumwandermという異世界と日本を行き来できる物をあげるから、異世界で幸せを掴み取ってくれ。その世界で幸せになる鍵になる、異能という力も授けてあげる。君の新たな道に幸せが、あらんことを…」
カッコつけた神はドヤ顔をしながら、Raumwandermを渡してきた
「はい、それを使って見て」
私は戸惑いつつもスイッチらしき物を押し、Raumwandermを使って見た
すると、周りの景色が揺れ視界が闇に包まれた
文章等、おかしな点があれば…ごめんなさい。
とにかく、1話について
"Raumwanderm"という空間移動装置について説明させていただきます。
Raumwandermというのは2つのドイツ語の単語を合わせてつくった言葉です。
Raumという単語が、空間という意味
Wandermという単語が、移動するという意味
私は、その2つを合わせて空間移動するという意味でこの言葉を使わせていただいてます。
この装置は、スイッチが付属していて、そのスイッチを押すと空間移動し
日本と異世界を行き来するようなものになっています。
説明は、このくらいにさせていただきますが
閲覧してくださった方、ありがとうございます
次話も見ていただけると嬉しいです