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閑話 秘密と真相

―ミナツ国・王都カイ―


「ナーシ大臣様まもなく国交会議の時間です。」

「……そう、か。」


儂はアタク帝国で他国との交渉と問題を担当する、キギル・D・ナーシ。

今回ミナツ国の遺跡に立ち入る為の交渉をする為にやって来ていた、そもそも交渉締結までは代理または書簡を送り審議してからで充分だが今回は違うのだ。


「ナーシ大臣やはり御子息の事が……。」

「うむ……いや大丈夫だ。私事を公務と混同するつもりはない。」


密偵共に探らせ分かった事実は一人の親としては怒りでいっぱいだが、儂はアタク帝国を大臣なのだすべては帝国の利益の為に動かなくてはならない。

今帝国は新たな陛下と勇者達による改革で発展目覚ましくあるが急激な変革は波紋を広げておる、が変革は痛みなくして行えないのだ。王族と貴族内の膿を罠に嵌め破滅へと導いた陛下の知性と勇者を従えるその手腕は畏敬を持つ、とはいえ一部の勇者はリリ様と共に離反し出て行ったがな。




儂は会議を行う為厳重な警備がされた【聖契の間】にと到着した。

「ようこそ、発展目覚ましい帝国より起こし頂きました、ミナツ国外務大臣のナルバ・サーチと申します。道中は何かいいかがでしたか?」

「いやはや、陸にて・・に乗るとは流石に驚きましたぞ、いつ頃に完成したので?」


ミナツ国が軽量化の魔法の開発に躍起だった事は調べ上げていたがまさか此処で完成品を見せるとは狙いが読めぬな。


「飛行艦の完成とは程遠いですがね、とある方々の協力により地を滑り走る浮遊船の開発に成功しまして。此れにより運搬に革命が起きますぞ。」

「はは、それは商人がこぞって欲しがるだろうだが流石に商人が使用できるのは、まだまだ先であろう?」


離反した勇者の要り知恵か、何故陛下は離反した者達に手を出すなと仰ったかは解らなかったが成る程此処で理由が分かった、しかし……よもや陛下はロークの件も。


「さてどうでしょうか?では本題に入りましょう。」

「お互いよい交渉をしようではないか。」


交渉は互いにの国との貿易関税から移民、魔族問題から始まりそして本題である遺跡に関する交渉だがそろそろだな。


「「閑談中に失礼致します!!最重要案件がございます!!」

「っ?!分かった……ナーシ大臣大変申し訳ありませんが暫し休憩としましょう。」

「あい分かった。」


休憩の為部屋を出た際報告に来ていた兵を見ると思っていた反応ではない事に儂は少し違和感を覚えた。

(何故目に希望がある……。)


儂は休憩時に部下から一報を聞き再び交渉し終わった時に複雑な想いが広がっていた。


「陛下もやはりあの者の行動は読めぬか、全く追い出したいいがどちらに転ぶやら解らぬな。」

「交渉は上手くいかなかったのですか?」


ふむ、最低限は成功だが奴にしてみたら大成功だろうな、疑惑を持てば調べるしかないうえに計画は変更を余儀なくされるのだからな。


「遺跡は協力でと落ち着き、浮遊船も5隻購入が確定したが、500年に一度の魔物の大氾濫が起きるのが分かったそれも両国の国境付近でな。」


「なっ!?」


サークの奴め、依然は大氾濫はあと50年前後と言っておったくせして小細工して早めたな!。

それに息子の件は両国の反乱分子協力による工作との情報偽造も奴の仕業だろうが問題は両国協力が肝心なところがまた厄介なところだ。


「楔を見事打ち込みよってからにだからあやつは好かんのだ。」


まぁ、一番厄介な楔は心に打ち込まれたがな。


『先代陛下が魔国に向かう道中の足跡を調べるととても面白い事解るかも知れないね。どうだい先代陛下は本当に魔国に裏切られて死んだのだろうか疑問に思えて来るだろ?』


いつの間にかポケットに入っていた紙は読み終えると消えてしまったがどうやったのやら。

憎たらし文面は奴だと解ると同時に酒を飲み交わした友としては相変わらずと少しホッとしてしまうのは内心複雑な想いだ。







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