種族
■現在発見されている種族(人類)
・人間
命の神フィリアが最初に作ったとされる種族。
種族に共通する得意不得意は無く、何でもそれなりにこなすことが出来る。
・シルフィド
長い耳が特徴な種族。
基本的に魔力が高く、敏捷性も高い。
寿命も非常に長いが、それ故にシルフィド同士のコミュニティに閉じこもる傾向もある。
・メタリオ
低い身長が特徴な種族。
基本的に力が強く、体力がある。
手先も非常に器用で、何らかの鍛冶や細工の仕事に適正がある者が多い。
・獣人
人間と基本的に同じ身体的特徴を持つが、獣耳や尻尾がある。
また、動物じみたトリッキーで素早い動きにも定評がある。
その始まりや生態は謎に満ちており、一つの場所に長く留まらない生活スタイルが、その謎をより一層深めている。
・エレメント
魔力体と呼ばれる、魔力で構成された非物質の身体を持っている。
シルフィドをも超える長い寿命と、高い魔力と英知を誇る。
ただし、現在生き残りは存在しない。
■現在発見されている種族(魔族)
・ゴブリン
一番有名な魔族。
基本的にどうしようもないくらい頭が悪い。
応用も利かないので、もう本当にどうしようもない。
ちなみに人類領域に存在するゴブリンは暗黒大陸のゴブリンと違い、共通語すら解さない史上最強の馬鹿である。
ただし繁殖力は非常に高く、何処にでも集落を作ってしまう。
・ビスティア
人間の体格と獣の外見を併せ持つ種族。
人類の一部に見えるが、魔族の一員。
意外に器用で知能も高く、また強い者を崇拝する傾向がある。
ただし非常に狡猾でもある為、上手く騙そうとして逆に命ごと騙し取られる人類も多い。
・オウガ
人類領域にのみ生するし、巨大な体躯と頭部の角を持つ人型の魔族。
人間どころか獣人やメタリオすら軽く凌駕する力と体力が特徴で、自分の能力を把握し武器を扱う知能がある。
鉄の武器をも製造するオウガの退治は熟練の冒険者でも手こずると言われ、集落単位になると軍の討伐の対象になる。
・アメイヴァ
不定形の身体と高い再生力を持つ魔族。
食欲も旺盛で、個体差が激しい。
・魔操鎧
幻想種と呼ばれる魔族の一種。
中身が空っぽの動く鎧である。
・ゴーレム
幻想種と呼ばれる魔族の一種。
動く石像や金属像、または人型、動物型などに成型され動くものをこう呼ぶ。
・ドラゴン
最強の一角といわれる魔族。
強靭で巨大な身体と魔力、長い寿命が特徴。
・魔樹
魔力を異常吸収した樹木が変化する。
・魔獣
高い実力を得たビスティアがなると言われている。
この形態になったビスティアは、魔人の姿にも自由自在になることが出来る。
また、モンスターが魔獣になることもある。
・魔人
人間に似た姿をしている魔族。
高い魔力と強靭な身体、非常に長い寿命を持つ。
いつか魔族が辿り着くべき形態。
・魔王
魔族の統率者。
詳細は不明。