猫と脱線。
にゃーにゃー鳴いてエサを催促。
可愛いあなたはふんわりもふもふ。
フードをたーんとあげる。
はいお食べ。
カリカリカリと、響く台所。
もう一度、共に暮らせることがあるのなら、
人間よりも猫が良い。
勝手に遊んでくれる。
毛繕いも自分でやるんです。
近くにきたら、撫で撫で。
夜は一緒にベッドでゴロり。
あんなに愛したはずなのに、
感謝を返したはずなのに。
以前飼っていたところの、
猫への愛おしさだけは消えないんです。
どうしてだろ。
どうして??
両親や兄弟への思いは、
あんまり無いのにな。
無条件で信頼しているとおぼしき、
ペットの目。
その瞳。
そんな絆の魅力に取りつかれている。
だって、
だってさ。
浮気しないんだ。
ペットは一途、主人に寄り添う。
世話をしたら世話をしただけ、
懐いてくれる。
だけど、
だけどだよ。
なんとなあく気づいてる。
猫だけじゃなくてさ、
人間だって同じなんだよね?
恋をしたことがない。
寂しさから恋をしたことならあるけれど、
突き詰めたら好きではなかった。
本物の恋って、
長い時間かけて確かめたんですが、僕はこの人を好きでした。
ってことなのかな?
分からない。
恋をしたことがないから。
ああ、猫の詩を書いていたはずなのに、脱線してるし。
良しとします。
(笑)
おやすみなさい。