0話 プロローグ
はじめまして!
S・Rと申します。
これは、平凡な主人公がコツコツ修行して最終的に最強へと成り上がる・・・という構想を漠然と思い浮かべながら綴る物語です(笑)
拙い文章ではございますが、海より広い心で読んでいただけると幸いです。
よろしくお願いいたしますm(_ _)m
世の中には、天才という理不尽な存在がいる。
一度やったことは大抵できるようになったり、一度見たことは絶対に忘れることなく完璧に記憶できたりする、そんな人間のことだ。
一時は、俺も天才という存在に入っていると思っていた恥ずかしい時期もあった。
ずっと昔の話だ。
あの頃は、自分はなんでもできるという謎の自信に溢れており、いつか"ラストダンジョン"と呼ばれる攻略不可能とも言われていた大迷宮を踏破するなんて、大それたことを言っていたものである。
それが、俺の人生の中で一番の黒歴史だった。
しかし、その時の俺は本気だったのだ。
がむしゃらに剣を振り回し、たくさん鍛えた。
子供の努力なんて、たかが知れてるが本気だった。
俺が"ラストダンジョン"を踏破すると信じて疑わなかったのである。
しかし、成長するにつれて子供は現実を見る。
そこら辺に生えている雑草と、なんら変わらない存在だと認識するのだ。
努力は天才に勝る。
そんな中身のない言葉を何度聞いただろうか。
才能を持つ人間に、努力だけしかない人間が勝つことなど不可能なのに・・・
努力は天才に勝る。
いつからか、この言葉が死ぬほど嫌いになった。
だから・・・
15歳という若さで、俺は剣を持つことをやめた。
久しぶりの執筆で少々不安ですが、皆様いかがでしたか?
これから、定期的に更新する予定なので、少しずつ文章力も上がる・・・と思います(多分)
頂いたコメントも全て返していく予定なので、じゃんじゃん書いていただけると幸いです。
嬉しさのあまり、床が抜けてしまうくらい飛び跳ねてしまうかもしれませんが、遠慮なく書いてください。
では、これからの物語お楽しみください。