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---- 前書き ----
書き始めてから約一年。ようやく投稿する中編小説、始まりです。
あなたがどこの誰かは分かりませんが、あなたはどうやら、私の所有する『追放日記』を読むことが出来るようですね。
まずは、失礼ながらも、言わせて頂きます。あなたはもしかしたら、高位な貴方や貴女なのかもしれませんが、お前や貴様と呼ぶような人物である可能性も捨て切れません。こちらからではあなたのことを判別出来ないため、呼び名は“あなた”に統一させて頂きます。
さて、この日記では、私の身に最近起こったことを書き記すつもりです。
その体験談は非常に恐ろしい、そして驚くべきものとも言えるでしょうか。
少しでもあなたにとって、なんらかの糧になるのでしたら、幸いに思います。
あなたに敬意を込めて,セティーブ=ロージェ
今回は本当に前書きだったので、短めで終わりました。
最後までお読み下さり、ありがとうございます。
一話以降もよろしくお願いします。