3,ルール説明
一月は空けないつもりです
書いてみると意外と文字数って少ないんだなぁ
作者の皆さん、マジパネェっす(>人<;)
「さあ、寝ていたあなたはここでのルールを聞いていないだろうし、私が説明するわね」
「気になったことは質問してもいいですか?」
「いいわよ
けど、質問は最後にまとめてきくからね」
「わかりました」
それじゃあ長くないけどしっかり聞いてね、と矢井崎(刈染)は説明を始めた
「まず、訓練兵は基本的にお互いに本名ではなくて、こちらで決めたコードネームで呼び合っていただきます
あなたは 天狗 がコードネームになります」
天狗か……うん、ここまでは夢と同じだな
「次に訓練兵4人と教導官1人の5人1チームに分かれて生活及び訓練、その他活動を行っていただきます
チームにも名前があってあなたの所属チームは《天風》です
また、例外的に教導官以外の教官から訓練を受けることもあります」
まだ、夢の内容からかけ離れていないみたいだな
「そして、これがコードネームと所属チームの記されたタグです
首にかけておいてください
また、タグは電子カードの様に使ったり、支給品の受け渡しの際の確認に使ったりしますので言わなくてもわかると思いますが、紛失はしないでくださいね」
わかってる、夢の中みたいな罰は受けたくないからね
「それから、訓練兵とはいえあなたも軍人の一人、上官の命令には従うこと
自分から見て、より階級が上の人からの命令を優先してね
で、これが階級の表よ、1週間経つまでには覚えておいてね
名乗る時には所属チーム、自分のコードネームとその後に階級を言うこと
あなたの場合は 天風チーム所属、天狗訓練兵 ね」
「天風チーム所属、天狗訓練兵ですね」
「そうよ
あと、案内図とスケジュール表も渡しておきますね
基本的にはスケジュール通りに過ごしてもらいます
いちいち案内したりしませんので、案内図も覚えておいてね」
表や図は覚えてるもので大丈夫そうだな、なんて僕は安心していた
夢では覚えるのが大変だったからなぁ
「ルールの説明は以上です
何か質問があればどうぞ」
よし、じゃあまずは
「どうしてコードネームで呼び合うんですか?」
だって本名でいいんじゃないの?
「それは自分の名前以外の名前で呼ばれることに慣れてもらうためです
今後、本名で呼び合っていては都合が悪いこともでてくるかもしれませんしね
ついでにこちらでコードネームを決めたのはただ単に管理がしやすいからです」
「ありがとうございます」
「はい
他に質問はありますか?」
うん、あとこれは気になるよね
「タグを電子カードみたいに使うってことですけど、上限みたいなものってあるんですか?」
「はい、ここに向かう前に説明を受けたと思いますが、日用品等は全て国から支給されます
タグを使ってこちらの在庫管理も行いたいだけですので、もらえる日用品に上限は特にありません
ですが、在庫が無くなると次に搬入されるまで時間がかかったりするから、他の人のためにも無駄な交換は控えた方がいいと思いわよ
贅沢品にはまた別途貰える条件や上限があるから、案内図にある物品交換所できいてください」