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第6話 サヨナラ筋トレ地獄、こんにちは新しい地獄

なかなか1話の長さが調整できないです

ビルとの面接も残り1週間となりビルは最後の仕上げを行っていた。

「もっと筋肉を意識して集めるんだ!」

それは、筋肉を瞬時に固くして攻撃力や防御力をあげる他に一時的に筋肉を集めてより高い攻撃力や防御力をあげる奥義的なものであった。

「感覚的じゃなくてもっと分かりやすく教えてくれよ」

ドカッ!ドカッ!バキッ!!

木製バットが折れるが義之はまだ筋肉を集めることが出来ないでいた。

「だから、こうやるんだって」右腕に筋肉が集まり3倍近く膨れ上がる。

ブン!ドッカーン!壁に拳がめり込みヒビがひろがっている。

「これができたらそこらの刃物や銃では傷もつかなくなるよ!」


「いや!日常生活で刃物や銃で襲われることないから!」いまだに普通の会社の面接と思っている鈍感であった。

「ほらほら、今度は金属バットでいくよー!」


「いや、いきなり金属はレベル高いよ?角材くらいにしとかない?グフッォァ!」

金属バットが腹にクリーンヒットし悶絶している義之

「うん、さっきより少し集まったかな?鉄パイプや日本刀ならもっと集まるかな?」


「すんません!もっとがんばるんで金属バットでお願いします!」

「仕方ないなーまぁ最終的には日本刀でやるけどもっと時間かけるかな!!」

「グオブゥ!?あ、ありがとうございます!できたら鉄パイプくらいで止めて欲しいです。」

女王様にお礼を言うM男の様に殴られながらお礼を言っているのだった。


それから6日後、「そらそら!!」

ガキッ!ガキッ!「フン!フン!」鉄パイプを腹で受け止める義之くんには姿があった。

しかし、前と違う所は腹で受け止めているとは思えない音であった。

2日前、あまりに上達しない義之に痺れを切らしビルは日本刀をもってやって来た(刃引きしている模造刀であるか)

「いやいやいやいや!おかしいってまだ時間あるしもっとゆっくりいこうよ?あ、鉄パイプにしてもいいから!」

ビルの本気を直感的に察ししてなんとか切り抜けようと必死に弁解をしていると

「これ以上時間をかけられないんだよ、今日できないと次の試験では死ぬ確率がかなり高まるからね」


「そんなに危険なの次の試験!?もう不合格で進めちゃおうよーやっぱりダメでしたって」

「それはできない、次の試験官は初めて教える立場になって張り切っているんだ」

「それと、俺になんの関係があるんだ?」

「君を不合格にしたら僕が彼に殺されちゃうからさ笑」

「自分なり保身じゃねーーか!知らねぇよ!」

「まぁそんな訳で僕も本気になるよ、さぁ!構えて!」

刀を構えるビルに義之は諦めを感じつつなんとかしようと思っていた。

「俺がこれで死んだら次の試験官に殺されちゃうんじゃないのか?!」

起死回生の一言にビルはこう言った「死んじゃうのは良くあることだからそうなったら彼も流石に諦めるさ♪」

「良くあることなのかよ!あぁもう良いよ!こいよ!」自暴自棄になりながら義之は筋肉に語りかけていた。(死にたくないんで筋肉様俺に力を貸してください!)遂に筋肉にまで下手にでたのであった。

「さぁ、覚悟も決まったみたいだしいくよ!」

「しゃー!こいよ!」

「いくよ!」ブン!技術もなく力任せにふった刀であるがビルの力ならば模擬刀でも両断する力が加わっていた。(あ、ヤバッ力入れすぎちゃった、これはしんじゃったかな?)

軽く諦めていたビルの目に義之の筋肉が腹に集まる光景が目にはいった。

ガッキーン!模擬刀は折れ無傷の腹筋がそこにはあった。

「良かった、殺しちゃったと諦めてたよ」(無事に成功したようだね!)

「心の声と本音が逆になってますけどねー!!てか、痛いんだけどマジで」

「いやーつい力入っちゃったからメンゴ笑」

こんなやりとりの後コツを掴み冒頭に戻るのであった。

「じゃ、今日で最後だし新しい試験官に会いに行こうか」

「やっと筋トレともおさらばかー長かった」

ストレッチしながら答える義之

「次の試験官はどんな人なん?死ぬ確率高いってマイナスしか知らないんだけど」


「会った方が早いと思うよ?今近くに来てるし行こうか」


ビルについて歩くこと数分、なにやら道場の様な建物が見えてきた。

「道場?柔道でもやんの?」

ガラガラ~扉をあけて入って行くビルの後についていくと、道場の真ん中に自分より年下の青年が立っていた。

「やぁ、アルテミットセイバー連れてきたよ」

バタバタ!!慌てながらアルテミットセイバーと呼ばれた青年が箸ってくる。

「ビル!その名前で呼ぶなって言ってるだろ!俺の名前は(やいば)だ!」

新しい試験官は中二病を発症していたのであった。



ここまで呼んで下さりありがとうございます。

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