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第4話 筋肉向上!

リアルの仕事が夜勤の為に更新遅れてしまいます。

ドッセーイ!!ぐぅぅーさぁーん!!

筋トレ初日、もらったジャージに着替えた義之はただいまベンチプレスの真っ最中であった。

ちなみに初日は今現在のマックスを計っている。

「うぉぉーー!ょんーー!」ガッシャーン!


「うーん?50キロを4回か、本気でやってる?義之くん」


「あぁーん?こちとら限界までやったよ!文句あっか?」

すでに義之くんが中ではビルやこの後にくる面接官はもう敬意にあたいしないとの思いでタメ口&毒舌であった。

「50キロなら100回はできると思ってたんだけどなぁ」いゃー後輩たちは皆怖がって敬語っていうか主人に付き従う奴隷みたいな対応だからこんなタメ口とか嬉しいなぁ♪

義之の考えとは反対に好感度が爆上がりしているビル(最低次に回す体力と筋肉つけるつもりだったけど義之くんには特別メニューでもっと凄くしちゃおー♪)

未だにゼハーゼハーと肩で息をしている義之の知らぬ間に地獄が決定した瞬間だった


今まで不良の頭や教師、バイトの店長、教授と目上の人に好かれる為に培った経験から好感度があがる最善の行動を無意識に取ってしまう点で言えば天才なのかもしれない。


「はい、いつまで休憩してるの?次いくよ」

「もう少し休憩させろこら!」

「口が悪いなーなら、次は腹筋100回ね~」

「いや、いや、無理無理だろ100回とか」

「あ、1回失敗して止まったらまた最初からだから」


「鬼かよお前!ビル鬼!オニビル!」

「ップーオニビルってオニギリみたいだわ笑」

「はーいじゃ、腹筋200回初め!」

「え?200回に増えてるじゃん!ごめん謝るからさ」

「早くしないと300回に増えちゃうぞー」

1,2,3,4,5……10

「ちょ、もう少しゆっくりぃぃ」

「まだまだ早くいくよー!」


「ちくしょー!受かって受付のお姉さんと仲良くなってやる!!」

「あ、彼男だよ?人手たりなかったから潜入班から借りてきたんだ」


「なんだよ潜入班って、俺もそこ入る!てか、男でももういいよ!」


「彼結婚して子供も2人いるよ~」

クソゲーかよ!リア充爆発しやがれー!

怒りをパワーに変えてなんとか150回まで頑張ったがそこで限界の為にストップしてしまった。

「はい、最初からーは流石初日だから止めとこうだから、殺気こめて飛びかかろうとしないでー殺しちゃうから笑」

義之はゾクっとしたが身体中が痛くて動けなかった。(僕の軽い殺気には身体すら反応しないか、やっぱり逸材だね♪)

義之のしらない所でまた好感度があがってしまったのであった。


ここまで呼んで下さりありがとうございます。

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