絶望?
すみません。昨日投稿するとか言って今日のしかもこんな時間になってしまいました。
総体があって少し書く暇がなくてすみませんでした。
メールの病気が治りホッとしていたのもつかの間、いきなり腕時計が点いた。
「いや~すみませんね。こちらのミスで腕時計の電源を落としてしまって。」
今回も甲高い声がした。
「どういうことなんですか。」
間髪入れず質問を返した。
「いやぁ~それがですね、異世界旅行から帰ってきたほかのお客様がいたのですよ。そしてその人の端末の電源を切ろうとしたらこちらの手違いであなたのほうをの電源を切ってしまったんですよ。」
俺はホッとした。やっと家に帰れれることに。
しかし次の言葉に俺は絶望した。
「すみません。当社は5月3日本日をもちまして業務を終了することになりました。なのであなたを異世界から戻すということは出来かねます。ご了承ください」
「オイッ‼待てよ......」
連絡は切られてしまった。これからどうすればいいんだ。こんな知らない星に取り残されて一体これからどうやって生活していけばいいんだよ。
「悠真さん......」
俺はびっくりして後ろ振り返ったそこにはメルがいた。
「何かあったんですか。」
やけくそになっていた俺はすべてをメルとメールに打ち明けた。俺が異世界から来たことも帰れなくなったことも、すると
「じゃあ今日からここに住みなさい」
メールさんの一言だった。
「いいんですか⁉」
「しかし」
この際どんな条件でも構わないとりあえず安心して寝れるところが欲しい俺は藁にもすがるような思いだった。
「私たちの助手として働いてもらう。それが条件よ。それでもいい?」
もっと苦しいことが待ち構えていると思ったらそんなでもなかった。
「わかりました。お願いします。」
「こちらこそ今日からよろしく!家族の一員、悠真よ!」
「私からもよろしく悠真君!」
こんなに幸せな時間はないと思った。このまま時が止まればいいのに。俺、この世界に来て正解だったかもしれない。
「よし!今日は家族が1人増えたことだしパーティーと行くか」
「そうしましょう!今から作るから待っててくださいね。あれ?」
メルが冷蔵庫をあさっている。
「お母さんここにあったお肉食べたでしょ!」
「あ!ごめんメル」
「もお!お母さんたらいつも冷蔵庫のもの勝手に食べちゃうんだから」
もうどっちがお母さんかわからない......
「そうだいい機会だわ。みんなで買い物に行きましょう。この町のこと教えないといけないでしょ」
「それはいい考えだね、お母さん!」
じゃあ早速行きましょうか。
「俺お金少し持ってるんで取りあえずこれも使ってください」
俺はカバンからお札をあるだけ出した。
するとメルとメールは
「それ......全部くれるの?」
「はい。家族ですから!」
「ほんとに⁉すごいよメル。悠真これこの家の1年の食費ぐらいあるよ。」
メルはずっと口が開いたままだ。
「はッ!」
メルが気が付いた。
「ほんとにいいですか?」
「ああもちろん、俺のものは家族のもの、家族のものは俺のもの的な考えでね」
「なんか斬新ですね......」
苦笑いされた。
「よし悠真からもらったお金で買い物しよう‼みんな出発だ‼‼」
「オー!」
二人の掛け声がそろった。
「よしまずはデパートから案内するよ。えーと確か......どこだっけ?最近外に出てなかったから忘れちゃった」
「うそでしょお母さん!?しょうがないあたしが案内するね」
メルの案内によると家から右に行って左に曲がってまた左に曲がってそのまま進むとデパートに着くそうだメモしておこう。
「悠真何が食べたい?」
「俺はお肉が食べたいですね牛肉」
「いいわねそうしましょう!」
次回に続きます。
明日は投稿すると思います。頑張るのでよろしくお願いします。