出会い
昨日の続きです。
書き間違えがあるかもしれませんが
ゆっくり読んでいってください。
「嘘だろ⁉」
今どう考えてもヤバい状況が起こっている。
知らない星に放り出され、知り合いも誰もいない連絡も取れない。これからどうすればいいんだ。
「そうだ!マップだ。マップを見ればいいんだ」
慌ててカバンからマップを取り出す。
「あった!」
思いっきりマップを開くと「ビリッ!」恐ろしい音が鳴った。
「しまったー!ヤバい二つに切れちゃった。まあセロハンテープもあるし大丈夫か......」
すぐにテープを取り出しくっつける。
「よしこれでokかな」
次は落ち着いてマップを開く。しかしあることに気が付いた。
現在位置がわからない......
このままいくと食料が尽き、名も知らな星で墓に入れないまま大草原の肥やしになってしまう。
それだけは絶対に避けなければ。
「よし!とりあえず人を探そう。今の状況ではこれしかない」
俺は適当にそこら辺を探索していた。
なんかゲームなどで見たことがある薬草みたいなものが生えていた。
「とりあえず記念に採っておくか。」
薬草(?)をリュックサックに入れ、さらに進んだ。
すると人ではなくスライムを見つけた。
「かわいいな~撫でてみよう。」
スライムに手を触れようとした瞬間、スライムはすごいスピードで俺の顔めがけて飛んできた。
間一髪、頬にかすっただけで済んだ。
「!?」
俺は、とっさに剣を抜いた。しかし
「重っ!」
剣は予想以上に重かった。しかし今は文句など言ってられない。
自分の命が優先だ。俺は剣を思いっきりスライムめがけて振った。
だが余裕でかわされた。
しかも剣を振った反動で体が思いっきり開いてしまった。
それを見逃さず勢いよくスライムが飛んできた。
もうかわす、術はなかった。
「これ完璧に詰んだ......」
死を覚悟し目を閉じた。
「rupture!」
遠くから女の子の声がした。
すると少しグロイ破裂音が鳴った。
「あれ?痛くない」
ゆっくり目を開けるとスライムが「見せられないよ!」状態になっていた。
「あ、あの大丈夫ですか。」
振り向くとそこには杖を持った茶髪ロングの容姿端麗な美少女がいた。
瞳の色は青、おまけにあの魅力的な胸、Dカップぐらいあるんじゃないか!
「は、はひだいじょううぶでふ」
俺はさっきまでの恐怖から解放された気のゆるみで豪快に噛んでしまった。
「そ、そうですか良かった。さっきのスライムは子ども扱いされるのが嫌いで、かわいいとか、撫でてみようとすると襲ってくるんです。」
彼女は満足げにスライムの説明をした。
「あ、申し遅れました。私の名前はラプリング・メル、魔法使いです。母の病気を治すための薬草を探しておりまして。」
「魔法使い......この世界にはそんなのまでいるのか」
「この世界?」
メルは不思議そうに見てきた。
「あ!な、何でもないよ。そういえば薬草かどこかで見たな......そうだ!さっき採ったんだ」
急いでリュクの中を探す。
「あった!薬草ってこれ?」
持っていた薬草を見せた。するとメルは
「それです!それなんです!私が探してたのは!良かったらそれ、もらえないでしょうか?」
メルはつぶらな瞳で見つめてきた。ヤベー、すげーかわいい。
「あげるよ。助けてもらった恩もあるし。」
「本当に⁉ありがとうございます!」
メルは満面の笑みで手を握ってきた。
「あ、手!」
「あ、すみませんつい......」
メルは顔を赤くしていった。
「そうだ!せっかくだし私の家に来ませんか?お母さんにも紹介したいし。」
これはまさかこの大草原から出れるチャンスかも!
「じゃあ、言葉に甘えて!」
「よし!そうと決まったら出発進行です!」
こうしてどうにか大草原を出ることができた。
またまた変なとこで終わりにしてしまいました。
すみません。
またぼちぼちやっていきたいと思います
どうかよろしくお願いします。