当選!?
初めての投稿です。
あまり文章がとくいではないので誤字脱字などがあるかもしれません。
まあゆっくり見ていってください。
「ん!なんだこれ......」
自称、自宅警備員の新田悠真(16)の目の前に入ってきたのはインターネットの広告だった。
そこには「会員登録をすると抽選で異世界旅行券プレゼントします‼」と書いてあった。
俺は一度も櫛を入れたことのないみたいなボサボサの髪をかき上げた。
「異世界か......ついに悪徳業者も夢の話路線にシフトチェンジしたか。」
怪しい広告だとやる気はさすがに失せた。
マウスを動かし戻るボタンを押した。
「あれ?」
画面にはまださっきの広告が出ていた。
「おかしいな......」
俺はちゃんと押せてなかったと思いもう一度戻るボタンを押した。
しかし画面はまったくもって変わらない。
「フリーズか」
俺は手慣れた作業のように電源ボタンを3秒間押した。
変化がない。
「嘘だッ!まさか壊れたのか......俺が大切にしてきたお宝画像ファイルも消えてしまうのか!」
俺はまるで重い一撃を食らったボクサーのように膝をつき落胆していたしていた。
そのときパソコンからロ〇キーの曲が流れ込んでいた。
すぐさまパソコンを確認した。
「ッ!良かった~まだ壊れてなかったのか」
俺はすぐに席に着きパソコン確認した。画面はそのままだった。しかし「会員登録をすると抽選で異世界旅行券プレゼント‼」のところが赤く点滅していた。
「しょうがない押してみるか」
俺はソレを押してみた。すると、なんの説明もなくホームページに戻った。
「ピロリン♪」
突然の音にびっくりした。しかしよく見たらメールが届いただけだった。
俺はすぐにメールを確認した。そこには......
「ご当選おめでとうございます‼これからあなたを異世界にご案内します。」
ちょうどメールを読み終えたときだった。パソコンからいきなり、まぶしい光が発せられた。
「うわ!まぶしっ!」
あまりのまぶしさに目を開けていられなくなった。
ゆっくりと目を開けたら白い空間にいた。
「ここは!」
あたりに何かないかなと思い、足を動かした瞬間白い空間はシャラシャラという音を立て大草原へと景色を変えた。
俺は突然の出来事に呆然としていた。
「待て待て落ち着け俺。状況を整理しよう。なぜ俺はリュックサックを背負っている?なぜ剣を持っている?ていうかここはどこだ?」
まるで質問の返事のようなタイミングで形態のような音がした。その音は腕時計のようなものからなっていた。
すぐに表示されていた「応答」というボタンをおした。
「おめでとございまぁーす!」
女性のような甲高い声がした。
「あ、質問に答えますね。最初は『ここはどこだ』という質問から。ここは......企業秘密です♡でもこれは言っておきましょうここはあなたの知っている星ではありません。」
「は?どういうことですか?」
「次の質問について答えましょう」
まるでマニュアル通りみたいな感じで俺の言葉はスルーされた。
「装備品についてですがリュックサックには食料、マップ、この世界でのお金など旅行に必要なものは大体入っています。」
30分にもわたる説明だった。
まとめると「あなたは異世界旅行券を当てて異世界にいる。異世界にはあくまで観光ということなので争いなどはしないでください。剣は腕時計で制御されているので護身用でお使いください。帰りたかったら腕時計帰れるのでお願いします。」だそうだ。
「まあせっかく来たんだから満喫しようかな」
そう思った瞬間だった。いきなり腕時計に「シャットダウン」と表示され動かなくなっていしまった。
「......これもしかして帰る方法がなくなった?」
そんな言葉が脳裏をよぎった。
変なところで終わりにしてすみません。
まあボチボチやっていきたいと思います。