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なんでも探偵事務所 

短編連載小説を目指したいと思います。

ただ、短編に分類してしまうと連載できず、それっきりになってしまいそうなので、連載とさせていただきます。


短編小説と銘打ちながらも二、三本で一話になるかもしれません。

(というか多分なるでしょう。僕の根気的に。あと、まとめ能力の欠如により)

それでも、読みやすい小説、というものに目指して行けたらなあと思います。


また、この作品で好評価を受けられましたら、僕の別の作品も見てくださったり、お気に入り登録をしてもらえれば僥倖です。


 都内のどこか。駅からは少し離れたところに、まるで人目を忍ぶようにして立つ、一軒のビジネスビルがある。

 何の変哲もなく、周囲には同じようなビジネスビルが乱立し、本来であればそのビルだけが目立つということはない。コンクリートの塊が、コンクリートジャングルの中で目立つ道理はない。

 しかし、そのビルだけは――正確には、その二階部分だけは――周囲から目立ちざるを得ないような看板が、そのフロアの窓の下にあった。


『なんでも探偵事務所』

 

 そう銘打たれた看板が、窓枠に引っ掛けられるようにして大きく張り出されていた。

 大きさで言えば窓枠二つ分ほど。そう大きなものでなく、むしろ小さい部類だと思う。それでも、人名ではなく『なんでも』などというあいまいな言葉が頭に来る看板というのは目を引くものだ。

 けれど、それだけで目立つほど、街中というのは色彩にかけていないし、意外性も少なくない。

 何よりもおかしいのは、どういうわけか、この文字が目に入ってしまうこと――だ。


 それは、それだけは無視できないというように。

 ただそこにあるだけで、この探偵事務所の名前は、どういうわけか心に刻まれる。


 一度通れば忘れてしまいそうな、あるいは話のネタになるくらいで価値のなさそうなこの固有名は、けれど人々の心から消え去ることはない。

 そして、その事務所の扉をたたく存在が、また一人――現れる。


この、いわば序章的な(短編のくせにっ!)一稿目は、全体に合わせられるように意識した結果です。

……基本、お客様がいて物語が始まる(予定な)わけですから!


あらすじの方が序章っぽいといわれても仕方ありませんし、以降の書き方はあらすじから進んでいる感じになりますが、ご了承ください。


……あらすじとこれを取り替えろと言われても仕方がない気がしますが、ご了承ください……うぅ。

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