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細菌   作者: きりちゃん
2/5

悲しみのあり方

カチカチ。  時刻は朝の5時、女はすっかり眠りについていたのだ。けほっけほっ・・・

それにしても咳がとまらない。昨日から頭痛、咳、喉の痛みがとまらない女は風邪薬を探しに引き出し

まで必死に歩いていった、ふらふらして今にも死んでしまいそうだった。風邪薬がない、まったくない。ちょうど仕事が休みでよかったが、今から歩いて病院にいけそうにもない。女は救急車を呼ぼうとケータイにふれたがやはりあきらめた。風邪ごときで救急車なんて、消防隊員に失礼だろう・・と考えたのだ。早足で服を着替えて、家をとびだした。女は必死で病院へ向かった。病院のことだけを考えて

・・・  病院のドアの前まで近づいた女は自動ドアの開く速度が待てず、ドアに当たりながら下を

向いて入り口に入ろうとしたとき、一瞬で誰かとぶつかってしまい、その場に倒れこんでしまった。

女は必死にあやまった。顔を見上げると看護婦の方がいた。「す、すいませんっ えっと、具合を悪くされたんですか?」女は出せる精一杯の声をだして「はい。・・・ちょっと具合が悪くって」すると看護婦が立ち上がり、一緒に手をとってエレベーターにのり、何やら男の人が一人椅子にすわってまっていた部屋へと案内してくれた。その男は医者で、つけている名札には(堺)と書いてあった。

堺は検査室へ案内してくれて、そして女は診察をうけた。堺はにっこり笑って「えぇー。あのねぇ、

手術が必要ですよ。はい。」女は驚愕の表情で、事実か確認していた。どうやら今日中に手術した方が

いいらしい。女はすぐさま手術することを決めた。死んでもいいとは思っていても、急に不安に襲われたため、仕方なく手術をうける、、、家族に電話をかけて話をし終えた女は、堺から手術内容の話を聞いた。

「あのね、なにか細菌が血液中に繁殖していてね、ちょっととりのぞいていかないと、大変な事になりますから、・・」そういって早々と手術をうけた。・・・・・

自殺方法を調べ歩いた日もあった。  こんな細菌ごときでなぜこんな手術を??。。

手術の成功確立がしりたいなぁ、どんな方法か? 、、、もし手術が失敗したらどうなる?

そりゃ、死ぬだろう。あっけなく終わるだろう。。

       手術は、失敗に終わった。 「・・・こればっかりはもう仕方がないよ。」

堺はそうひとりごとをつぶやいた。細菌の正体がまったくわからなかった。初めて見た細菌だったという。  このまったく正体のわからない細菌を開発したのは誰なんだ。。

女が死んだというニュースを知った、アメリカに住んで細菌の研究をしている 藤谷ふじやしんの元に一通の手紙が届いた。 「なんだこれ」・・・(あなたたちに1つ、報告があります。

私たちはすばらしい細菌を開発しました。これで人類減量計画が進んでいきます、細菌をどこかにばら撒きました。細菌名は(R0620)阻止したいのであれば、まったく同じ細菌を作って送ってこい。

この地球のど真ん中に。 ps。症状は、風邪の症状と似ているため分かりにくい、30分以内にまわしていかないと人々は死亡していく)・・・

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