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証明
「さて、じゃあスタート」
神が消えた。
空間が元の教室に変わった。
クラスのみんなは俺を見ている。
だから俺はゆっくり回りながら、笑いながら言った。」
「安心してくれ。俺が助けるから。」
生き残っているクラスメイトの一人が泣きながらいう。
「無理だよ。それになんでお前は生きてるんだ? 変なこといって消えたじゃないか。」
俺はそいつの顔を見ていった。
「信じろ。それにそれは俺の意思じゃない。」
スピーカーから音が聞こえた。
「さて、君はどんな死を望む?」
「証明!!!!!」
俺は叫んだ。
クラスメイトはびくっとしてこっちを見た。」
「よかろう。ならばかかってこい!!!」