ルール変更の前に
「内容による」
淡々とした返事
こいつの存在はわけがわからない。
「お前は一体誰だ?」
「神だ」
「じゃあなんでも出来ると?」
「あぁ」
予想してた答えだった
「なんでこんなゲームを始めた?」
「暇潰しだ」
「、、、、、、!?」
言葉にならない怒り
「神だからといって俺たちの命で遊んだらだめだろ!!!」
「許される、神だから」
「無茶苦茶だ!!」
「どこが?」
「全部だ!、お前はどうやって生まれた?」
「知らない」
「気づいたらこの世界にいて、自分は神だってことだけが頭にあった。そしてこのゲームを暇つぶしに「黙れ!!」
「!?」
神がビビる
「嘘つくんじゃねぇ、そんなもんに引っかかるか。」
「へぇ、学習するもんだねぇ」
ニヤニヤすんな、殺すぞ
「まず、神なんて存在するわけねぇだろ。」
「それは嘘じゃない神はいる」
まるで自分は違うかの様な
「もう一回聞く。お前は、誰だ?」
「神と対をなす、対神だよ」
「それは本当か?」
「あぁ。」
わけがわからない。
「世の中には不幸な奴ってのはいるだろ?
生まれてからだが動かない者、餓死する者、戦争がなくならないってのもある。
それを解決するために、誰も不幸にならないように祈られてるのが俗に言う神って奴だ。」
「そして俺はその反対、人の悪意で生きてる。だから神とおんなじくらいの力がある」
、、、、!!
オカルトってのはあるんだな
そう思った