違和感、違和感、欠陥
今の気持ちを表すと、おかしいの一言に尽きる。
なんで彼女にしてとか10日間とか時間も決まっている?
意識がはっきりしてきたのは
生き残ってやんよ!!と思った10秒後くらいだった。
おかしい、おかしい、おかしい
目の前にいるこいつは神らしい。
っはありえるわけがないよなそんな事
俺は自殺方法をあの時決めた。
だがこんなラブコメに向かうような自殺方向ではなかったはずだ。
俺の願いは安楽死、楽に死にたいんだよ。
まぁ、殴りたいっていったけどな。
でも俺はこいつにこんな親近感なんかなかったはずだ!!!!!
なんでこんな事になってる!!
俺は何をしてる? おいおい、自分のことだろうがよ!!
「うあぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
叫ぶ、思いっきり叫ぶ。頭を思いっきり教室の壁に打ち付けた。
戻れ、戻れ、俺は俺だ!!誰かが勝手に俺の意識を操ってるのかわからない。
だけど俺はおかしくなっている。
俺がまるで俺じゃないみたいになっているんだ。
はたからみたら可愛い女の子が1人立っていて、その横で狂った男が壁に頭を打ち付けているように見えるだろう。
俺はふと女の子の顔を見た。
グシャグシャだった。 そして笑っていた。
「ぎゃはははははははははははは!!!」
とても人間が作れる顔とは思えなかった。
「お前、俺になんかしたんだな?」
「私はなっにも~しってないよぉ?僕はただ遊んだだけぇ~」
言葉がおかしくなってやがる。
こえぇよ。小便ちびりそうだ。
これだよ。これ。俺が教室で感じていた恐怖だ。
いつ俺はやられた?こいつに反抗したときからだ。
「おい、お前の馬鹿げた自殺方法で俺は殺せないはずだ。なぜなら俺の意思での自殺ではないから。お前はもう一度俺に自殺方法を選ばせなければならないはずだ!!さらにもう一つ言わせてもらう。お前はルールを破った!!俺のいう事を一つ聞いてもらう!!」
「いってみろよ」
無表情の顔になった。
「俺たちを解放しろ。」
「無理だ。」
「なら俺にせめておまえと戦える程度のハンデをくれ。」
敵にこういう事いうのはおかしいがこれしかない。後がない。
「どんなハンデが欲しい?さっきみたいにラブコメで俺を落として解放落ちにもってくかぁ?」
舐め腐ってやがる。
方法は、ひとつしかない。
最後だ。これでダメなら俺は死ぬだろうよ。
ハッピーエンドも無理になる。
でもおkならーーーーーーーーーー
「このゲームのルールを少し変えさせてくれ。」
俺はそう提案した。