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死の末路
切口さんが死んだ。
順番は残酷にもどんどん進んでいく。
俺の名前は立川光太
よって順番は比較的後だ。
自殺方法は切口さんと同じ安楽死の予定だ。
覆せないゲームに抵抗するほどおれもバカじゃない。
でも、心の中で必死に生きたい!そう願うおれもいる。
少しでも抵抗して、こいつの鼻っ柱を折ってやりたい、そう願うおれがいる。
「立川光太」
名前を呼ばれた。心が恐怖、怒りで固まった。それは次第にこんな理不尽なゲームをさせられているという事実に対する怒りのほうが大きくなっていた
おれは、、、、おれは、、、、
「お前を一発殴ってから死にたい。」
その思いは行動に変わった。
「お前の事を思いっきり殴ってからおれは死にたい!!」
精一杯の声で叫んだ。
「へぇ、君面白いね。でも僕は体を持ってないんだよねぇ~ 神だから。どうしてもっていうんなら君、このゲームから抜け出してみなよ。 僕は君に抜け出されたら、いや人間ごときに僕のこのゲームを壊されたら僕は怒り狂うよ。」
そうかい
「じゃあ君、もう一回自殺方法教えてくれるかな?」
カウントが始まった
おれはーーーーーー