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証明
「それはどういう意味だ?」
俺は疑問を口にする。
「そのままの意味だよ、君はまたあの入学式の日に戻れるんだ。」
「どうやってだよ?というかこの場所ってなんなんだ? お前の場所ってどういうことだ?」
「俺がお前をあの入学式の時に送るってことさ。 俺は神だろ? 何でもできる。死んだ人間を生かす事もできる。だからお前がここにいる。」
、、、、、、へぇ
「あんたは俺を過去に戻すって言ったが、、、、、、いや、もう終わりにしよう。」
「どういうことだ?」
「終わりにしよう。 俺はもう全部わかってるんだ。 こんな入学式は無かった!!!!」
「なにを言っているんだ?」
俺は思いっきり舌を噛んだ。
いてぇ いてぇ いてぇ いてぇ いてぇ
ブチュリ ぐちゅぐちゅ グチャ!!
「おい、やめろ!!」
そして噛み切った。 死ぬ方法がこれしか無かった。
世界が変わる。 あの世界は存在しない世界だったんだ。 全てが嘘 ループもしない
真相は、、、、いや わかる人にはわかるだろう。