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皇帝な私は権力で遊ぶ!  作者: 斎藤 輪廻


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2/2

私と宰相とその家族と侍医

そうして

宰相達の家族を治すために

宰相の家族たちがいる侍医のいる病棟へ来た

ん?

なんで宰相の家族たちが侍医に診てもらえているかって?

それは前皇帝おとうさま

「状態を維持していてもいつかは私も死ぬ、その時のために病気を治すために手立てを探さなくては」

と言ったらしくその時に侍医に診させたらしい

普通に人が良すぎると思う

一応賢帝とは言われているらしいけど

恩帝に変えたほうがいいんじゃないかと思うほど人に恩を売っている

「ねえ、今からでも先代の皇帝の二つ名、恩帝にしない?」

とルッチ聞いたら

「悪くないかもしれませんね」

と苦笑いを浮かべながら

確かにみたいな顔をしているルッチの顔を横目に侍医に診るように指示を出した

その間に

「そういえば他の4人の幼馴染の家族も同時期に倒れたらしいな」

「?はい、流行り病だと思い、気にしてはおりませんが」

冷静に考えたらおかしいとは思わないのだろうか、

ちなみに他の4人の宰相達にはそれぞれの家族のもとで待ってもらっている

「余命は残り2年ほどでしょう、病名や治療作についてはやはり見当がつきません、」

そういいながら申し訳なさそうな顔をしている侍医に対して

「問題ない、私にかかればこれは元からなかったことになる、だが、先帝からの試行錯誤、大儀であった」

そういったら侍医は少し目に涙を浮かべながら

「もったいなき御言葉、これからも、皇太子殿下のために、精進いたします、」

そう言って片膝をついた

前皇帝おとうさまの頃から仕えていたとなると皇族に仕えてからは30年は経っているはず

多少のねぎらいの言葉は当たり前だよね

それじゃあ早速

能力で事実を捻じ曲げて

さっさと直しますか、

そう思って能力を使おうと思ったら

バチッ

弾かれた

どういうことだ、

能力を弾くということはこれは病気ではない?

能力を使った呪いかな、

能力を弾くとなったら

あの手しかないかな、

でも先に確認しなきゃいけないことができる、

「第一宰相、貴殿の家のものに呪い系能力者はいるか?」

宰相は悩んだ後に

「確か、母上が倒れる以前にはいましたけど、それがどうしたのでしょうか?」

一瞬考えた後に

「なぜ聞いてきたのですか」

と真顔で聞いてきた

「聞くならそれなりに覚悟してもらうことになるが」

多分だけど

「そんな覚悟は母上が倒れたときからできています」

まあなんとなく予想ついてたからいいけど、やっぱりこういう時の真っ直ぐとした目、

嫌いじゃないね

「ルッチ宰相、君のお母様はおそらく病気ではなく、呪いにかかっている」

ルッチ宰相は一瞬険しい顔をした後に、

「かけた術者はわかりますか、」

と怒りを隠しきれていない雰囲気で聞いてきた

「それはわからん、だが、おそらくは先程言っていた者なのではないかと思っている」

考え込んだ後に

「そいつは、母上が倒れた後すぐに、やめていきました、本当にそいつが、」

おぉ、怖い顔、多分そいつ終わったな、

それじゃあ、どうしようかな、

治す手立てがないわけじゃないけど、

仕方ないか、約束したし、でも、

「今から見ることは口外しないでください」

そう言ったらルッチは不思議そうな顔をした、だから、

「口外した場合物理的に首が飛ぶことを覚悟しろ」

そういった瞬間空気は重くなった、まあ当たり前か、

そして全員が口外しないことを約束した

私が今から行うのは皇太子殿下としては失格な行為だ、

がしかし、約束も守れないような皇太子殿下など、

皇太子殿下ではない

聖女の力を使うしかない

祈りの時間だ



聖女の力

神に見初められて、心が清らかな選ばれし女性しか使えない力

その力は祈りを捧げることで、呪いの解除・能力の解除・魔法の解除・体力の回復・状態の回復など後複数あるがそこは省略しよう

え?

なんで私が聖女の力を使えるかって?

そこは後で説明しよう




私はルッチの母のベッドの横に跪いて

祈りを捧げた

「神よ、小さき尊き命に祝福を」

いつも通りの祈りの儀式

そう祈っていたら意識だけ別空間に移動して

いつも通りそいつがいた

「久しぶり!私の天使!」

そいつは変なポーズを決めながら言ってきた

「あなたこそ、相変わらずで安心したよ」

もはやいつも通りすぎて怖いけどね

「でもしばらく音沙汰がなかったが、なにをしてたんだい?」

珍しく真面目な顔で聞いてきたし、後で答えてあげるか

「後で答えてあげるから今はそんなことより久しぶりにあなたの力を借りたくてさ、力を貸して」

そういったらそいつは変なポーズを取りながら

「わかった!りょーかい!ばっちっこい!」

準備完了だと言わんばかりにそう言ってきたので

「じゃあいつも通り借りてくね」

そう言っていつも通り

私はそいつに

チュッ

キスをした

そうしたら意識は現実へと戻り

能力による呪いの解除は終わっていた、

次は体力回復や状態の回復の祈りをしなければ

「神よ、小さき命を癒やしたまえ」

そう言いながら祈りを捧げた

ん?

ていうかルッチがなんか感動したような目で私を見てるんだけど

それで一応ルッチのお母さんの状態は回復したけど

「あれ、ここは?」

お母さんの意識も戻ったようだ

「一応治療は終わりましたよ」

「...」

...返事が帰ってこない

「皇女殿下、あなたは稀代の聖女か?」

こいつ、私が公では皇太子殿下であることを忘れたのか?

しかもここには部外者の君の母親もいる、

自分の慕っている母親を

私の事情に巻き込みたいのかこいつは

「私は皇太子殿下だが」

周りの人間も驚いているし、誤魔化すなら今のうちだぞ

お前の母親もなんのことかという顔をしているし

「そういう、意味ではございません、私はあなたが稀代の聖女かと聞いているのです」

こいつ周りが見えていないな

しかもこいつもう私のことを隠す気がないだろ

そうくるなら私にも考えはある

「...私の答えは当たらずとも遠からず、とだけ、だがこのような公の場で明かすようなことではない」

そう圧をかけながら言ったら

ここがどこか思い出したようで

「失言をしました、撤回します」

ようやっと冷静になったか

元から隠す気はなかったが

明かす気もない

それが今世での私のスタンスだ

「明かす必要性が出てきた場合明かすそれだけは約束しよう」

(なんか約束したらホッとしたような顔をされたんだけど、なんでかな?)

この後なんでそんな顔をされたのか、

知る羽目になるとは思わなかった

「それじゃあ」

次の患者のところにいかないとだな

「侍医、次の患者の所に案内しろ」

「わかりました」

侍医はまともなやつで助かった

先程の会話にも動じていない

年の功というやつだろうか

「ここだけの話しと思いジジイの話を聞いてくださらぬか、皇女殿下」

そう思ったんだけどなぁ

「内容によるだろう」

流石にこの流れで聞かれることといえば

「皇女殿下は、聖女なのですかな」

だよね

...正直この侍医になら話してもいいかもしれないな

前皇帝おとうさまの頃から仕えていた信頼もあるし(宰相達は別)

「うん、私は聖女だよ、それがどうかしたかな?」

「!?、すでに覚悟をお決めになっておられるとは、この侍医、感服いたしました」

覚悟?

ああ、そういう意味での質問だったかぁ、

この侍医、聖女についての書物、しかもかなり古いのを知ってるかな?

「覚悟なら、生まれたときからできてるよ」

そう、覚悟なら、生まれたときからできている

私が皇帝として生きるという覚悟は

「そうでしたか、いらぬ心配だったようですね」

「そうだな」

「あ、でも、初潮のときは侍医にお知らせください、準備はしておきますので」

......

「わかった」

普通言ってくるかねそういうことを

そうして他の4人の宰相達の治療に向かったが

部屋に着く直前に侍医に

「実はこの5人の症状は似通った部分があったので、もしかしたら、」

「もしかしたら同じ術者が呪をかけているかもしれないだろう?」

予想はなんとなくついていた

5人の幼馴染の家族必ず一人が同時期に倒れるなんて偶然では済まされない

そう考えれば簡単にわかることだ

というか最初の会話の時点で気づくべきだった

いや、なんで気づかなかった?

いや、逸らされていたのか?

思考を、この私が?

だれに?

いや一旦家族を治すところからだ

そして宰相5人の家族は無事回復し、

それぞれの家へと帰っていった

次は

「犯人探しだな」

次回は呪いをかけた術者を探す回です

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