3rd.write 物思いと下校と依頼書
どうも~…月光閃火です♪
輝刃「…輝刃だ。」
いやぁ……ようやく次の話が書けたよ。なかなかネタが浮かばなくて大変だった~。
輝刃「…まぁ、コイツの頭はいつもの如くパッパラパ~だがな。」
言わないでよぉ~(涙)。あ…それと今回はちょっとオマケを書いたよ♪
輝刃「…文章の様式も少し変わっているので、そこもチェックだ。」
という訳で、本編始まりま~す♪
-輝刃side-
俺は謎の女の言葉にしかめ面になりながら、2時限目から4時限目までの授業を淡々とこなす。特に3時限目の授業である体育では―――
「……………………………(黙)。」
黙々とした感じでサッカーをしていた……相手チームの猛攻をもろともせずにだ。当然―――
キャアアアーーーーー!!
という女子達の黄色い声援が響く。そんな中においても、俺の顔は未だにしかめ面のままだ。
「(あの女………何故に俺の正体を見破った?これと言って抜かりは無かった筈だが………。)」
そして今、時間はズルズルと移動し放課後となる。というか…いくら何でも端折り過ぎではないか?(汗)
※いいじゃん♪いちいちタラタラと流すよりかはさ♪
いや…さすがにイカンだろ。(汗)
-輝刃side end-
時は流れて現在放課後―――生徒達は入っている部活を頑張ったり気の合う仲間と帰ったりと様々だ。そんな中で輝刃はというと―――
「やっほ~キバっち♪一緒に帰ろ♪」
と、澪織からの下校同伴の誘いを掛けられていた。当然、周りの女子からは羨望やら殺意やらの眼差しがかかる(苦笑)。
「いや…今日は少し野暮用があるから遠慮する。」
そう言いながら、輝刃は用意を済ませて鞄を片手に澪織から離れる。
「む~!最近そればっかで全然一緒に帰ってくれないじゃん!」
ブーたれながら澪織は頬を膨らませる。そんな事も気にせず、輝刃は教室を出る。
「(フゥ~…さすがに今日は、【仕事】の紙が多いな?(汗)」
そう考えながら輝刃は他の人達に見えないように、鞄の前ファスナーを開けて数枚の紙に目を通す。
彼の言う【仕事】とは、テリブラントの敷地内でやっている【何でも屋】の事である。さすがに実家からの仕送りだけでは生活費くらいにしかならない為、学費や雑費の辺りは【何でも屋】で稼いでいるのだ。
「(ふむ…材料調達に指定地周辺の見回りか………今日は少し多いな。)」
そう思いながら、輝刃は下駄箱で靴に履き替えて学校を出る。「ふむ…今日はこれで行くか。」
そういって輝刃が選んだのはこれだった。
【依頼内容:テリブラントB11エリア周辺の見回り
依頼者:テリブラントB11エリア統括者・酒守動乱
最近、ウチの統括エリアの見回りが人手不足で困ってる。その為に臨時でもいいので見回りをやってくれる者を求む。
報酬:50000円+米2kg】
輝刃は依頼書の下の空白に依頼受領のサインをペンで書き込むと、フッ…と微笑みながら全速力で依頼者の下に向かう。
-オマケ-
昼休み―――
澪織「そういえばさ、キバっちの今日の昼ごはんって何なの?」
輝刃「…猪肉のしょうが焼き弁当。」
澪織「………臭くない?」
輝刃「…生姜のおかげか、そんなに臭みは無い。噛みごたえもいいからよく味が出る。」
澪織「そうなんだ……タフだね♪」
輝刃「…よく言われる。」
アハハ………どうだったかな?今回のお話は………。
輝刃「…猪肉…なかなかにいい味だ。噛めば噛むほどに肉汁の旨味が広がる。」
うん…自分も小さい頃に猪肉の叩きを食べたけど、ホントに美味しかったなぁ♪
輝刃「…ああ。皆は臭みがあって駄目だと言うが、そこを除けばなかなかに美味だからな。」
うんうん…そうだよね♪んじゃ、今日はこの辺で………。
輝刃「…また次も、皆とこの場で会える事を祈るとしよう…。」
そんじゃ、次のお話まで…バイバ~イ♪