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1st.write 朝の一時と登校風景

少し日を置いてしまったけど何とか書けた~。(安堵)


2月に入って一発目の投稿です♪ちなみに最初の所で言ってませんでしたが…実はこの物語………おもいっきりゼロからのスタートなんです。ホントに元から思いつきな思考の持ち主ですいませんです。(土下座)


でもでも!一生懸命頑張りますので、どうかよろしくお願いします。(礼)


※あ…ちなみに今回は新たなキャラが出るので、後書きの方でそのキャラのプロフィールを載せておきます。

―――翌日―――


A.M7:30


此処は御凪市の東――通称【テリブラント(最悪な所の意)】と呼ばれる地域(エリア)の中にある、とある雑居ビル。そしてその一角に輝刃の住む居住域(ハウス・スペース)がある。


Pppp……!Pppp……!Pppp……!


少しごちゃっとした部屋のそのまた一角――簡易なベッドに隣接してある台の上で、ややけたたましく鳴る目覚まし時計にベッドの上でゴソゴソと布団がうごめく。


「ん……んん………。」


少しぼてったい唸り声と共に布団の中から腕がヌッ…と伸びる。そして目覚まし時計に手が届くとパシッ…という軽い叩き音と同時に、布団の中から顔を出す。少しボサッとした蒼髪、そしてのべぇ~…とした虚ろな目付き。ちなみに言うが、彼は月臣輝刃本人である。


「ふぁ~あ……もうこんな時間か。」

そう言いながら、輝刃は目覚まし時計を元の場所に戻してのそっ…と起き上がる。普段はクールで冷めた印象の彼だが、実際のガサツな面の事もあり朝や寝起き直後は弱いのだ。


「…早く身支度でもしよ…。」

それだけ言って彼は頭をガシガシと掻きながら、朝食を作りながら身なりを整え始める。ちなみに、輝刃の通う市立宮丘学園は元々妖怪や妖魔達の受け入れを政策に取り入れた政府の政策の内の一つとして作られた学園の為、これと言って服装や髪型に制限は無い。その為学園に通う生徒は、例えコスプレの類いを着て通っても何ら可笑しみは無いのだ。


「えーと…いつもの服は…あったあったあった。」

当然の事ながら、彼の服装はちょっと古ぼけたGジャンに少しヒップホップ系の入ったインナーと黒地のアーミーズボン(長裾)という感じである。それらに着替えたあと、予め作っておいた朝食を手早く食べて空になった皿を流しの方にやり水に浸す。そしてそれら全ての工程を終えた後、輝刃は玄関の所まで行って靴に履き替える。そして玄関の扉を開ける前に下駄箱の上に飾ってある一つの写真立てを手に取り見る。そこには精悍な顔立ちの男と可憐な容姿の女性、そして少しボーイッシュな女の子と今よりちょっと幼い輝刃本人の写真が飾られていた。


「それじゃ…親父、お袋、フィア姉…行ってくるよ。」


そういって彼はその写真立てを元の場所に戻すと、少し笑みを浮かべて玄関の扉を開け部屋を出る。そして階段を降りて雑居ビルの出入口まで行くと、少し軽く準備運動を始める。


「よーし…しっかり、準備運動は…やっておかないとな!」


そう言いながらテキパキと準備運動を済ませたあと、彼はスタンディングの構えを取る。そして―――


「んじゃ…学園近くの大通りまで………Rady…Go!!」


その掛け声と同時に軽快な足取りで爽々たるスピードで走り出す。一応身体能力は人狼(ワーウルフ)の状態になった際の身体能力の8分の1である為、普段の彼の身体能力は天才アスリートのソレを少し超えている。


「ほっ…ほっ…ほっ…ほっ………!」

軽快な足取りで走りながら、輝刃は学園近くの大通りまで颯爽と駆ける。


A.M8:15


学園近くの大通り


始業の時間まで後20分近くの所で、彼はようやく大通りまで辿り着く。ちなみに、あれだけ走ってはいたが輝刃は息が上がるどころかあまり汗をかいておらずやけに爽やかだ。


「フゥ~…とりあえず、かなり間に合うな。」


そういって清々と佇む輝刃。と、その時―――


『あっ!居た居たー♪オーイ♪』

彼の背後数メートルから活発な女性の声が近づき―――


「やっほーい♪おはよっ、《キバっち》♪」

そしてそのまま女性は輝刃を背後から抱きついてきた。そんな少々強烈な光景に周りの人達は皆揃って苦笑いを浮かべる。(ちなみに、一部の女性達は活発な女性の行動におびたたしいまでの殺気のオーラを出していたとかいなかったとか…(汗)


「………頼むからいい加減、その挨拶は止めろ。かなりメンドクセェ誤解が生まれるから…。」

輝刃はそう言いながら、女性の腕を優しくほどいて離させる。


「うぅ~…いいじゃない。アタシ達、友達なんだしぃ~。」


「いくら友達だからといって、さすがにこのやり方はどうかと思う。」


「むぅ~…《キバっち》は相変わらず冷めちんだなぁ~。」


「それとその《キバっち》って呼び方も止めろ。さすがの俺も《キバっち》は恥ずい。」


「えぇ~…いいじゃんいいじゃん。その方が可愛いし♪」


「よくない。とにかく俺の事は【輝刃】と名前だけで呼べ。下手なあだ名はいらん。」


そんな二人のやり取りと周りの人達の苦笑+殺気――これが彼らの登校風景である。

ふぃ~…いかがでしたでしょうか?1st.writeは。


という訳で此処で前書きで言っていた新たなキャラのプロフィールを投下します。



名前:天風澪織(あまかぜミオリ)

年齢:17

性別:♀

容姿:栗色のショートカットヘアーに淡い黒のクリッとした瞳。165cmの少し抜群なスタイル。顔立ちはちょっぴり童顔で普段は水色のカーディガンに水玉模様のインナー、ピンクのプリーツミニスカートの少し可愛い服装が主。

性格:活発で天真爛漫な性格。気さくで優しい所もあるが少し挨拶行動は激しい。

備考:市立宮丘学園に通う輝刃のクラスメートで学園一の天真爛漫ガール。

体を動かす事が大好きで時々輝刃の鍛錬に付き合う事もあるくらい。

実は輝刃に淡い恋心を持っているが、〔今の関係をまだ続けたい〕と思っている為まだ告白していない。


とまぁ…こんな感じですかな?


澪織「アハハ…意外と鋭い所を突くね。(苦笑)」


でも一応フラグみたいなモノも立てるつもりだよ?…多分。(小声)


澪織「う~ん…大丈夫かなぁ?まぁ…作者っちに任せよっか♪」


あ…自分に対してもそう呼ぶんだ…。でも、少し嬉しいかな♪という訳で、今回はこの辺で。


澪織「まだまだアタシや輝刃、そしてまだ出てこない未知なる人達との話は続くよ♪だから応援とか感想とか、まだ少ないけど、キャラ達への質問やファンレターっぽいのを待ってるよ♪」


あ…もちろん、次の更新が何時になるかは自分でもよく分からないので、暖かく見守ってくれると嬉しいな♪


それじゃ…また次の話で皆に逢える時まで―――


澪織「バイバ~イ♪」

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