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悪役令嬢という運命

「あなた私の言うことが聞けないの?」

「はい、もう仕分けありませんお嬢様。」

「こんな子いらないわ!クビよクビ、クビにしてちょうだい!」

「申し訳ありません。」



私の姿はまさに悪役令嬢そう映ったのだったらgoodだ。なぜ私がこんなことをしているかと言うと、話は2時間前にさかのぼる。



「いいですかお嬢様今日はお見合いが入っています。」

「おみふぁい?」

「ええ、奥さまから聞いておりませんか?」

「ふぁい。」

「でしたら…今言いました。その国に頬張っているロミの実を今すぐ口のなかから消して、身支度を整えてください。」

「だけど…マリア。お見合いって誰と?」

「アレクシス王子です。」

「あ、あ、あ、あ、アレクシス王子?」

「はい。」

「アレクシスって、あのアレクシス王子?」

「ええ。」

「この国の国王の息子であるあのアレクシス?」

「はい。」



(なんで、片田舎の弱小領主の娘が一国の王子と?)



「アレクシス様は今日の午後にやって来ます。ご支度を。」ということで私は親が用意したであろう、お見合い用の衣装に身を包み髪型をセットされた。



(なんかリカちゃんドールみたい……うん?リカちゃんドール?)





そこで私は前世の記憶を思い出した。

お見合いが成功して婚約はしたものの、王子は政略結婚は嫌だと逃げられ挙げ句の果てにヒロインや周りの使用人をいじめていたせいで死刑となってしまう悪役令嬢のことを。




(それって今の私じゃん。あんな人生になる前に王子とおさらばしないと。)それから私は王子に嫌われる悪役令嬢を目指していくことになった。




「いい、アレクシス王子が来たら私はわがままばっかりの令嬢だと言う降らすのよ。」

「でも…お嬢様はそんなこと言わないじゃないですか。一度だってわがままいっているところを見たことがありません。」

「いいからお願いね。セバスチャン。」



(私は王子と結婚するきなんてないんだから…というかこちらからお見合いのお断りを…なんて言えるわけないか…うちの規模じゃ。)



「アレクシス王子様がおつきになったご様子です。」

「さぁ、お嬢様身を綺麗にして!」

「なにするのマリア…私はこのままでも…」

「王子の前で淑女がそんなではだめです。」

「アレクシス王子のご到着!」



そこにいたのは金色の髪にサファイアの瞳をもつまさしく王子という言葉がぴったりの美しい青年だった。


今回は一応短めのお話を書く予定です。(違ったらすみません。)他にもお話をいくつかアップしてるので、見てくれると嬉しいです。

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