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拝啓  作者: Say
13/16

離別


 あの夢はあの子の精神状態を表すものなのだろう。

今は水滴が落ちているだけだが砂時計が落ち始めたらテルは‘‘てる‘‘となるだろう。

祖母を見舞うたびに水滴の落ちる速度は増していった。あの子も祖母も残された時間を楽しんだ。


そしてあの日。わたしは確かに祖母から託された。

その日の夜わたしは砂時計が落ち始めるのを見た。


祖母の葬儀は滞りなく終了した。何度かあの子が起きて祖母との最期を過ごしていた。

そして一人ぼっちの家へ帰宅したあの子は眠りについた。


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