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第3話 デイモンの特技は手芸です

「そういえばエンマ、お部屋は気に入っていただけましたか?」

「お部屋?」

デイモンの問いかけに首を傾げる。


「エマちゃんが眠っている間に、陛下やデイモン君たちと一緒にエマちゃんのお部屋の家具やファブリックを揃えたのよ」

「そうだったの、ありがとうルーちゃん、じいじ、ダイちゃん、ダモ。天蓋つきのベッドもカーテンもかわいくて大好きです!」


デイモンが、もじもじと恥ずかしそうだ。

「ダモ?」

「人形と抱き枕も気に入っていただけましたか?」


エマの部屋には、子供の頃にデイモンからプレゼントされた縫いぐるみのほか、お座り姿のハードタイプのフェンリル型ぬいぐるみや、ふにゃりと柔らかいフェンリル型抱き枕などが置かれていた。


「ワンワンの?」

「ワンワンではなくてフェンリルですよ、僕がフェンリル化した姿をデフォルメしてあるのです。可愛がってあげてくださいね」


頬を染めるダモがちょっとキモイ。

「・・・・・ぅん」



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