表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

2/5

461さんを語りたい その2

 その2にも来ていただき、ありがとうございます!

 では461さんのお話を続けましょう。


 作者さんがTwitterの方で仲良くしてくれそうだったので、なんでこんなに長いのに破綻なく構成しっかりしてるの?と直接聞いちゃいました。

 すると、なんと最初から100万文字を書く予定でプロットを組み立ててから書いているというではないですか。


 少しでも物語を書いたことある人ならわかると思うのですが、これ異常です。

 なんなら私は十万文字の物語すらプロットは雑に有って無いかのような感じで、ええいままよ!と行き当たりばったりで書いていたというのに。


 メインキャラクターのパーソナルな部分を軸としているプロットと、その他サブプロットを組み合わせているそうです。

 なるほど!とは思いましたがやはりスンナリ真似するのは難しいですね。


 私はいわゆるパンツァー(プロット無しでガンガン気の向くままに書いていく人)なのですが、この作品と出会って、いや、やっぱりプロットあると全然違う……物語に一本芯が通ってる――というところを体感してしまい、物書きとしての今後について色々考えてしまいました。


 上記の物語の一貫性、テーマに沿って進行しているなという事に気がつくために、私は100話を必要としました。

 もっと察しの良い人ならもうちょっと少な目の話数から、この物語の異質性に気がつけたかも知れませんね。


 こんな風に書くと、何やら小難しい話なのかなと思う方も現れちゃうでしょうか。

 ところがどっこい、この話はダンジョンものに慣れていない初心者向けのお話なんです。


 私も100話超えるまでそんなに頭を使わずに、あはは楽しい〜と読んでいました。

 ふと一瞬正気を取り戻して、いつの間にか短時間で大量の文字情報を読み込んでしまっていたことに気がついた感じです。


 本当に、とにかく読みやすい。

 

 ストレスなく読めます。そしてキャラクター数は物語の進行とともに増えていくのですが、ちゃんと名前を忘れずに覚えておけるから不思議。

 多分、そこも名前の付け方から、情報の出し方など工夫があるのでしょう。

 申し訳ない。そこら辺は分析できてないです。誰か代わりに頼む。


 私は自作の主人公の苗字すら偶に読み返して確認が必要になるレベルの記憶力ですが、数多くのキャラクターの名前を覚えさせちゃう技術は魔法のようです。


 説明が上手いんですね。作者さん多分教師も向いてそうです。

 それに、東京の各所をダンジョンとして出すにあたり、直に現場まで取材に行っているそうです。そこまでする創作者はそうそういません!

 なんて手間暇かけられた作品!!


 おっと、そろそろ内容にも触れておきたい。


 作品から私が受け取ったテーマは、出会いで人は成長できる!」です。


 ヒロインたちとの出会いはまさにヨロイさんの人生を変えた出来事です。

 引き篭もりが探索者に。一人で戦い続けていた男が仲間との絆を手に入れ、ともに成長し、更に強大な敵に立ち向かう……。


 ヒロインたちも、そして他の探索者たちもヨロイさんの戦い方、仲間への信頼に感化されて人間的にも、探索者としても大きく成長していきます。


 それだけじゃなく、その姿は配信を通して多くの人を繋いでいきます。

 仲間が増え、信頼しあい、助け合い、許しあう。

 これは人間讃歌の物語です。


 最初からヨロイさんは最強格ですが、物語の進行とともに更に強くなり、そして、敵も強くなり、ヨロイさんたち越しに見る世界はどこまでも広がります。


 ヨロイさんたちのいる広い世界が実際に存在するかのように錯覚するほど緻密に考えられた世界観。

 是非とも多くの人に味わってもらいたい!


 ギャグパートも恋愛も苦い過去も、ありとあらゆる物語を豊かに要素を、現代ファンタジーの枠の中で最大限に味わえるように作られた傑作です。


 興味を持って読みに行って、こういうテクニックも使ってるみたいよと気がついた人は感想欄で教えてください。

 作者さんも門外不出にしている技法があるかもわかりませんからね。

 

 

 

読んでいただき本当にありがとうございます!

次回は別のお話を紹介しようと思います。


ヨロイさんのお話のはこちら↓

https://ncode.syosetu.com/n7721iz/

読んでみたよーと感想欄で教えてくれる人が現れたら嬉しいなぁ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ