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#4 それぞれの現実世界

みなさんこんにちは!アオです!

それでは「ゲーム廃人から始まる恋物語」をどうぞ!

時刻は10時手前。俺はいつものようにゲームをしていた。

現在パーティーでログインしているのは俺ときみさんだけだ。

【きみ:2人来るまで待ってますか?】

【ゆう:そうですね。そうしましょう。】

そう打って待つこと数分

【あおがログインしました】

【あお:今日もよろしくお願いします。】

【ゆう:よろしく!】

【きみ:あとはあまいろさんだけですかね?】

【あまいろがログインしました】

【あまいろ:みなさんこんばんは。お願いします。来週からテスト週間

      なのであまりできなくなるのでお願いします。】

【あお:了解!2人はテスト週間まだ?】

とあおさん俺たち2人に聞いてきた。

【きみ:俺の方はもう少し先です!】

【ゆう:俺もあまいろさんと同じ来週からテスト週間に入ります。】

しかしゲーム廃人な俺はゲーム時間を削ることは絶対にしない。

【あお:確か今やっているイベントも来週くらいで終わるっけ?】

【きみ:そうですね。】

【あまいろ:みなさん毎日どのくらいやっていますか?】

【あお:私はバイトもあるから一日2時間くらいかな。今やっている時間と

    朝、数十分くらいやっているよ!】

【あまいろ:そうなんですね!】

【ゆう:俺の方はイベントの周回とかもやっているから平日は

    4時間~5時間くらいやっているかな。】

【あまいろ:やっぱり廃人は違いますね!】

【ゆう:そうかな?でもきみさんも結構やっているよ。】

【きみ:ゆうさんほどではありませんがそれでも一日3時間程度です!】

【あまいろ:お~!私は塾だったり委員会とかあるのでそんなにできませんね】

【ゆう:俺の場合だけど休日とかは四六時中やっているかな。

    休日だと平日よりもたくさんできるからイベント周回には

    もってこいだし。きみさんも結構やっているよね。】

【きみ:確かにそうですね。俺、塾は習っていますが休日は

    暇なのでゆうさんに誘ってもらってイベント周回ですね。】

【あお:私は休日こそバイトしてますがそれでも平日よりもやっていますね。】

【あまいろ:そうなんですね!私も休日は暇なのでやりますね!】

【きみ:そういえばあまいろさんは委員会に入っているんですよね。】

俺の学校ではそれぞれやりたい人が委員会をやることになっている。

もちろん俺は委員会には所属していない。

【あまいろ:はい。生徒会に所属しています!】

俺はそのチャットを見た途端スゲーと語彙力がなくなった。

【あお:へぇ~。すごいね。高校の時、絶対にやらなかったから。】

【ゆう:俺も陰キャだからそんなことは絶対しないからな。】

【あまいろ:確かにそのイメージはありますね。でも案外楽しいですよ。

      イベントの企画とかできますし。】

俺の学校のところも生徒会の人がイベントの企画をしていたな。

【きみ:結構生徒会って権力強そうだよね。みんな部活はどう?】

【あお:私はバイトしたいから入ってないよ~!】

【ゆう:俺もあおさんと似ていてゲームをしたいので入っていません。】

【あまいろ:私も同じく入っていないです!生徒会だけで精一杯なので。】

【きみ:俺もとくに入ろうとしなかったから。】

ということはこのパーティーの人全員学生でありながら部活は入っていない

ということだ。めちゃくちゃ珍しくないか?

【あお:こうやって話を聞いていると高校生の頃が懐かしいよ。】

と大学生であるあおさんはそうチャットをした。

しかしきみさんは中学生なのに部活に入っていないのは意外だった。

【きみ:でも今中三なので受験勉強が控えていますが......】

【あまいろ:大丈夫だよ!まあゲームはほどほどにした方がいいけどね。】

そう話をしているうちにPCの時間を見ると10時30分だ。

元々集まる時間が遅かったので今日はクエストができなさそうだ。

【あまいろ:ゲームというゲームができませんでしたが

      こうやって話せてよかったです!私は落ちますね!】

【あまいろがログアウトしました】

【きみ:というかもうこんな時間ですか。これからどうします?】

【ゆう:一つだけクエストやりませんか?ちょっとほしいアイテムがあって。】

【あお:わかりました!どうぞ!】

あおさんにそう促されて俺はクエストを受注した。

【ゆうがクエストを受けました。依頼版から確認してください。】

【きみ:このクエストですね!俺も前受けましたが強かったです!】

【あお:私の方の準備は大丈夫だよ~!】

その後、きみの方もオッケーだったのでそのままクエストへ出発。

内容はボスの討伐だ。サブクエストの方は時間がないのでやらないことにした。

戦うこと数分、確かにきみさんが言っていた通り強かったがそれでも数が

多かっただけこちら側がかなり有利に立ち回れた。

【クエストクリア!!】

画面にそう表示されて暗転する。受付のところへ戻ってくると

【きみ:じゃあ俺も落ちますね!】

【きみがログアウトしました】

【あお:私も落ちますね!】

【あおがログアウトしました】

残った俺もログアウトしてゲームを終わらせた。

読んでいただきありがとうございました!

コメント(感想)をくださるとうれしいです!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!

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