#1 ゲーム
みなさんこんにちは!アオです!
ついに連載物は5つ目になりました!
それでは「ゲーム廃人から始まる恋物語」をどうぞ!
~祐樹の視点~
俺の名前は花田祐樹高校一年生だ。
高校といえば高校生活を満喫しているような青春を想像するだろう。
しかし俺の場合はそんなことはない。学校の中では陰キャだ。
まあ、それでも俺は十分楽しめている。なぜかと言えばゲーム廃人だからだ。
そんなこと言っても高校生活は満喫していないのだが。
やっているゲームは俺が中一からずっとやっているものだ。
パソコンのRPGゲームでプレイ人口は100万人以上の有名なゲームだ。
中一からやっているのでこれまでのプレイ時間は1000時間以上だろう。
自分自身で名乗るのもどうかと思うがかなりのゲーム廃人だろう。
クラス内では全くの発言をしていないので正直いなくなってもきずかないだろう。
それくらい俺の高校生活は皆無ということだ。まあだからこそゲームを
やっているということだ。
まあそんな俺だが今まさにそのゲームを起動しているところだ。
時刻は9時30分。ここからなら2時間程度はプレイできる。
今は春に先駆けてゲーム内でのイベントもやっている。
俺がゲームを起動させるとグループのチャットに【ゆうがログインしました】
という表示が出る。このゲームは基本1人~8人程度のパーティーで
構成されている。今、俺がいるパーティーは俺が昔立ち上げたものだ。
メンバーは1か月程度で交代されている。その期間も人によってボチボチだ。
立ち上げた者がそのパーティーのリーダーとなる。そのため俺がリーダーだ。
現実世界では絶対に有り得ないことがここではできる。
そしてかなり昔からやっているので自分で言うのもなんだかかなり強い。
そのおかげでみんなからちやほやされるのもうれしい。
今このパーティーにいる人数は3人でログイン人数は3人つまり全員だ。
年齢はみんな同じような学生でかなり話が通じる。
それでもみんなこのゲームをやっているという共通点を持っている。
それだけで俺はなんだか一体になっているような感じがしてうれしい。
俺らはチャットで話をして適当にイベントなどの情報を交換していると
【あまいろがパーティー申請を出しました】
とあまり見慣れない表示が出る。見慣れないといっても俺は何度も
目にしたことがある。この表示は新たにパーティーに入りたい人が
申請を出した時にでるものだ。
【きみ:新規さんが申請をしていますがどうしますか?】
チャットでそう話しかけてきたのはパーティー発足同時から一緒にいる
きみさんだ。きみさんとはたまたまゲームを始めた日が一緒で流れで
一緒のパーティーになることになった。
【あお:私は全然いいですがゆうさんはどうですか?】
今、チャットを打ったあおさんは俺たちがゲームを始める前から
やっていた人だが少し前まで放置をしていて最近入ってきた人だ。
【ゆう:じゃあ申請通しますね】
俺はそうチャットを打ってゲーム画面を操作した。
【ゆうがあまいろのパーティー申請を承諾しました】
【あまいろ:ありがとうございます!よろしくお願いします!】
【あお:よろしく~】
【きみ:よろしく~。初心者さん?】
【あまいろ:はい!今日から始めました!初心者です!】
【ゆう:お~。今日からよろしく】
まさかの完全初心者さんだった。新しくこのゲームを始めてくれる人が
いてうれしい気持ちに俺はなった。
【ゆう:じゃあ改めて自己紹介しますか?】
【あお:そうですね!私から、あおです!大学生です。始めたのは
かなり昔なんですけど一時期やめていたので二人よりは
まだまだですがよろしくお願いします!】
【きみ:次俺ですね。きみです!中学生です。始めた時期は
ゆうさんと同じ時期でこのパーティーは発足当時から入っています。】
【ゆう:このパーティーのリーダーをやっていますゆうです。
高校生のド陰キャでこのゲームの廃人です。よろしく!】
【あまいろ:最後私ですね!あまいろです!年齢はゆうさんと同じく
高校生です。このゲームを始めようとしたきっかけは最近暇だったので
前から気になっていたゲームを始めようと思いやりました!
これからよろしくお願いします!】
【ゆう:はい、よろしく。とりあえずチュートリアルがてら
一つ簡単なクエスト受けますか?】
【きみ:全然俺は大丈夫です!】
【あお:同じくです!】
【あまいろ:ありがとうございます。まだ全然操作方法がわかっていないので
そこのところはお願いします】
【ゆう:わかりました。クエスト受けますね】
俺はそうチャットを打ちクエスト受付から簡単なクエストを受けた。
【ゆうがクエストを受けました。依頼版から確認してください。】
【ゆう:準備ができたら言ってくださいね】
【あまいろ:わかりました!】
【きみ:これって始めて一番最初に受けたクエストですか?】
【ゆう:そうですね。なんだかんだでこいつがすぐに倒せるので。】
【きみ:確かに!俺はいいですよ!】
【あお:私もオッケーです!】
【あまいろ:私の方も大丈夫です!それではお願いします!】
【クエスト開始!!】
読んでいただきありがとうございました!
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それでは次回お会いしましょう!アオでした~!