振られる理由
「付き合ってください」
「きっも、話しかけないで貰える?」
やはり今日も振られた。
俺は近所の高校に通っている高校2年生、名前は金田。
最近彼女が欲しくて欲しくてたまらない。
だが告白し始めて1週間、クラスの女子全員に告白してきたが全員に振られた。
何故俺が振られているのかが理解できなかった。顔はテレビによく出ているイケメン俳優並の顔、そして成績優秀、スポーツ万能、どこに振られる要素があるのか教えて貰いたいぐらいだ。
と金田は思っているが実際は、
顔は決してかっこよくはないが普通、成績は下の下、スポーツはバスケをしているがベンチ外。そして1番の振られる要素はクラス全員、いや学校にいる全生徒に嫌われているのだ。
とこんなことを考えていると、何か皆から視線を感じる。
金田「なんだなんだ?皆こっちを見て。どれだけ俺の事好きなんだよ」
と1人で妄想しているが、実際は
皆「今日もあいつ学校来たよ。あんな奴学校来るなよ」と言われていた。
何故金田がこんなに嫌われているのかというと、金田が入学して3ヶ月くらいした頃クラスの皆でカラオケに行ったのだ。
そこで金田は財布を忘れたと言いクラスの人に貸してもらっていた。
その借りたお金を1年経った今でも返していない。
貸してもらったお金を返さなかったり、物を借りパクしたりなど、色々と皆を困らせるようなことをしていた。こういう事が学校内で広まっていき、気がつけば金田の周りには誰も寄り付かなくなった。
そもそも告白以前に恋愛対象にも入ってない。恋愛対象じゃないだけならまだましだが、人として嫌われている時点で告白するだけ無駄なのだてん
だが、金田は明日も告白することを決意する...
読んでいただきありがとうございます。
主人公はみなさん多分知ってますよね?
「嫌われ者金田」の主人公金田です。
なんでこんなの書こうと思ったかと言うとなんか面白そうやなと思った、それだけです。
まず1話書いて読み返して思ったんですが1週間でクラス全員の女子に告白って中々頭逝ってますよね。
まあこんな感じで今から連載していきますんでどうぞよろしくお願いします。