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古希の星  作者: 千路文也
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044  年齢の壁を作らない


 自分に限界を作ってしまえばそこで終わってしまうと分かっている。だが、限界を作りだしてしまう自分が存在しているのも確かだった。鬼崎は世界から注目されるようになってから、自分を徹底的に追い込んで逃げ道を失くそうとしていた。逃げ道が無いからこそ前に進むしかないと、前向きな自分を無理して造っていたのだ。すると、いつのまにかどんなトラブルに対してもポジティブに考えられる自分がいたのだと鬼崎は言っている。挫折続きだった人生は今でも変わらないが、心の在り方は変えられる。前を向く気持ちさえ失っていなければ、人間は進化を続けられるのだと悟った。だからこそ、70歳を超えている今でもチームの安打製造機としてヒットを量産し続けていた。



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