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古希の星  作者: 千路文也
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040  神と一体化するイメージ


 鬼崎の放つプレッシャーは他の選手が放つそれよりも遥かに上である。その理由は勿論だが、普段から行っている瞑想が理由となっていた。野球の神様が自分の体に降り移り、白い輝きを放ちながら神と一体化するイメージをして瞑想をする。この方法を40年以上続けたからこそ、凄まじいプレッシャーを相手に与える存在へと成り上がっていた。


 今日先発している相手投手は、マイナー上がりの若手投手だ。彼は先程までポンポンと凡打で打ち捕っていたいたのだが、鬼崎との対戦を迎えるとあまりにも緊張したのか、腹を押さえて急に苦しみ始めた。そして次の瞬間には泡を吹き、白目を剥いてマウンドに倒れていた。目の前に偉大なるメジャーリーガーを向えただけではなく、鬼崎の放つ圧倒的なプレッシャーに自我を保てなくなったのだろう。このように、鬼崎の存在自体が相手に与える感情は凄まじいのだった。



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