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古希の星  作者: 千路文也
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036  神様のいたずら


 彼とて結婚をしたくない訳ではない。本当は理想の女性を見つけて老後を安泰して過ごしたかったし、ここまで現役を続けようとする意志など無かった。ところが、毎日野球を没頭している内に辞め時を見失ってしまい、結局古希の歳になるまで現役メジャーリーガーとして活躍している暴挙に出てしまった訳だ。自分の考えの中ではとっくに引退している筈なのに、こうなってくると生涯現役を貫きたいと考える自分が心の中に現れていた。普通の選手ならばとっくに引退している歳なのだが、鬼崎は野球の神様に好かれているのか嫌われているのか定かではないが、この歳までベースボールを続けられる体力と選球眼、そしてスイングスピードまでも維持しているのだった。




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