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古希の星  作者: 千路文也
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027  打席の中で考え事をしてしまう癖


 観客はきっと打席の中では投手との真剣勝負を望んでいると考えているだろうが、実際はそうじゃなくてバッターは余計な事を考えて打席に立っている事がほとんどである。個人差にはよると思うが、考え事が癖になってしまい頭の中から雑念が離れない選手は大勢いる。そしてそれは鬼崎喜三郎もその中の一人だった。彼は打席に集中しようとかれこれ50年以上努力をしているのが未だに上手くいかない。打席では相手投手のボールが向かってくるまでは待たないといけないので、どうしてもその時に考え事をしてしまう。


「ワシは何故、ここにいるのか」


 別にボケている訳ではない。丁度この時も考え事をしてしまっていたのだった。



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