表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
古希の星  作者: 千路文也
18/72

018  気持ちの変動


 鬼崎はチームメイトとも距離を開いて野球に取り組んでいるため、尚更孤独感に苛まれるようになっていた。社会人として野球をするのならば馴れ合いはいらないと、先輩や後輩の食事の誘いもほとんど断って、自らを高めるための時間に費やしてきた。そのおかげで、70歳という高齢を迎えてもメジャーリーガーとして試合に出場できるようになっていたのだが、ここにきて他人との触れあいも多少は大事なんじゃないかと思えるようになった自分がそこにいた。昔は自分だけの事を考えていて、他人に時間を合わせるのが苦手としていた鬼崎が初めて女という生き物に興味を抱いてきた。この気持ちの変化は一体何なのか。しばらくは自問自答が続きそうである。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ