ダンジョンマスター・ベリル2 外伝 というかパラレルワールド。短編
幻のガノンの魔界闘技場編。元作品の説明をしておくと、主人公の僕は作者という設定で、本文を自在に操れる能力があります。
最強すぎてつまらないぞう。
魔界闘技。最強を決める魔界での大会だ。
トーナメント方式で、僕の対戦は最大で5回行われる。
今回のマッチは人間界との合同で、腕に覚えのある勇者がたくさん参加するそうだ。
まず1人目。
彼の能力は誰にも負けない筋力だそう。細身なのにすごいねぇ。
試合開始のドラが鳴る。
「あっそう」
僕は彼を別次元へ送り、終了。
2人目。
彼女の能力は全ての魔法が自在に扱えるそうだ。杖も詠唱もいらないんだって。
試合開始のドラが鳴る。
「あっそう」
僕は彼女を別次元に送り、終了。
3人目。
彼は最強のモンスターをテイムしているんだって。キミが強いんじゃないんだね。
試合開始のドラが鳴る。
アイテムボックスからモンスターを取り出す前に、
「あっそう」
僕は彼を別次元に送り、終了。
4人目?
彼の能力は軍隊召喚。全員9999999999999999レベルのチートを付与。9が多すぎるだろ。きりよくしてこようよ。
会場いっぱいにひしめくおじさん。対戦前から召喚したようだ。ずるい。まあいいけど。
試合開始のドラが鳴る。
「あっそう」
僕はでできていた全部を異次元に送り、終了。
5人目。
即死の魔眼を持つ彼女。その眼帯の下に見据えられたらどこでもなんでも即死らしいよ。怖いよねぇ。
眼帯を取って、目をつぶったままの彼女。
試合開始のドラが鳴る。
見つめられる僕。カワイイ子に見つめられるとなんだか照れるなぁ。何も起きない。
「ねぇ。それ治してあげようか?」
「本当に!? ならなんでもする!!」
「じゃあキミの負けね」
「もちろん構わないわ! やったあ!! これでちゃんと告白できる!!」
ということで僕の優勝。
世界最強も面白くないよねぇ。
「ちょっと待ったー!!」
次元の裂け目から現れた彼が最後の挑戦者だ。大宇宙をも作れるという神。
エクストララウンド。
・・・・・・。
ねぇねぇ。宇宙作ってみてよ。
え? ここでっすか?
うん。
―あらたに宇宙が誕生した。
どうやって? ねぇ? ほらほらほら。
・・・・・・ごめんなさい。できません。作り方わからないので。
もうさぁ。嘘つくんじゃないよ。僕も知らないんだから知ってるわけないじゃん。
ごめんなさい。もう来ません。
彼は帰っていった。
おしまい。
はい。ということで最近流行りの最強(笑)を全部倒してみました。
そういう作品が好きな方には申し訳ありません。でも、僕の世界では最強でもなんでもなかったでしょ? たぶんみんなベリルにも勝てないよ?
面白いと思ったら是非本編をどうぞ!! 僕の居る魔界はもっと面白いよ!!




