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純水  作者: 水嶋


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可愛いマコトと

相変わらず父は…な感じです


倫理観も相変わらずです


すみません


父は僕が長い年月とお金ををかけて折角なれた医師を捨てる事になった事も僕の見た目が変わる事も特に何も言わなかった


ただ八神家の使命を遂行している僕の存在…浄化されて引き継がれている僕の遺伝子が有ればそれで良いようだ


僕はこの先もこの地下施設で八神家の使命の為だけに使われて行くのだろう


僕は自分は大切な物が欠けている欠陥品だと思っているが父にはまだ純水に見えている様だ



僕は杏が学生の内には妊娠させたく無かった

既に休学しているのでこれ以上負担はかけたくない

その事を告げると父も了承してくれた


恐らく僕は大人になった杏とはセックス出来ないだろう


杏には好きな人…愛する人が出来たら八神家の使命を反故にしてその人と結婚して子供を作っても良いと密かに伝えている



この先杏は父との子供を作るのかもしれないがそれとは別に父は杏の卵子を採取していて、僕との受精卵を作ってこの先ドライとフォウに産ませる様だ


父の研究もまだ継続している

ドライは以前ツウとの間に出来た子は僕の逮捕時のゴタゴタ…

生活の場所を無理矢理移動させられたり知らない場所と知らない人々と接したり警察の捜査が入ったりでストレス等の影響か流産していた


フォウはツウとホテルに身を隠して匿われていた時に出来たらしい子供を妊娠している

なのでドライの身体が回復した後八神家の為の…僕と杏との受精卵を着床させた



しかしツウはドライだけで無くフォウも好きだったのだろうか

それともただセックスしたかっただけなのだろうか…


2人は普段から父の研究の為交配していた様なので父も手間が省けたと言っていた

やはり父も僕と同じで何か感情が削ぎ落とされているのだろう


その過程で出来た子供達…ドライの子が何かしら問題があるか、フォウの子供が奇形で死亡していなければこの地下施設で育てて行く事になる


結局は田所の言った通り僕はこの地下施設の…楽園の主となって研究と治療に専念できるのだろう



ただ、まだそうなるのに時間がかかるのでそれまでの間は父の手伝いをする事になった


一応医師免許まで取って医師になって知識も経験もそれなりにはある


しかし精神科医としてでは無く主に父の病院で出産する時の、それも死産や奇形の子供の時の手伝いだ


例え死産だとしても子宮頚管拡張の処置をしたり、陣痛促進剤をつかって陣痛をおこして分娩させる

ショッキングな光景なので目にする助産師にも負担がかかるので僕が駆り出される


まあ、父の本音を言うなら誰にも邪魔されずに堪能したいのだろう

流石に他人の子供は引き取れないので画像に収めたり細胞組織や血液等を研究の為と言って集めたりしている様だ


そう言う出産の時に呼ばれる外部の医師として僕は病院内で密かに「死神先生」と呼ばれているらしい…

不本意だが、父にも散々お世話になって来たので仕方ない





○○○○○○○○○○





「マコト!今日会えない時間は一日中寂しかったよ!漸く会いに来れたよ!」



韻が学校から帰って来て地下施設にやって来て僕に抱きついて来た


今では立場は逆転して韻は外の世界で、僕は地下施設で生活している


「大好きだよ、マコト…」


そう言ってキスをして舌を絡めて来た



「ねえ…いつ僕とセックスしてくれるの?」


「インとはしないよ。いつもそう言ってるでしょ」


「どうして?僕はこんなにマコトが好きなのに…」


「僕は男の子とは、生産性の無いセックスはしないよ」


「僕、マコトを気持ちよくさせてあげる自信はあるよ…」


そう言って僕のお尻を撫で回して来た


「やめなさい…」


僕は韻の手を叩いた


「僕は男だろうが女だろうがセックスしたい時にするよ?」


「それは相手もインとしたいと思ってくれる人と、ちゃんと了承を得てからしなさい。じゃないと僕みたいな目に遭うよ?」


「それは分かってるよ。だからマコトとセックスするの無理矢理じゃ無くてちゃんと我慢して待ってるじゃない…」


「まったくインは…分かってるのかなあ本当に…」


「担任の先生も嬉しそうに僕に抱かれてイきまくってるよ…」


「そうなの!?」


「早く僕の可愛いマコトの気持ちイイ所をグチョグチョに突いてイかせまくってヒイヒイ言わせながら可愛い声で鳴かせたいなあ…」



そう僕の耳元で囁いて耳を甘噛みして来た


どこでそんな言葉を覚えて来たんだろう…

子供の成長は本当に早いなあ


しかし担任の先生…確か男だったが…


「インは男が好きなの?」


「僕はマコトが好きだよ…後はおっぱいが大きい人…」


「そうなんだ…」


韻は子供には興味が無いらしい


その辺は僕には似なかったが、僕への執着は御月に似てしまったのか、御月の韻への幼少期の教育…置き土産だろうか…



韻にも好きな人…愛する人が出来たらその人と結婚して子供を作って良いと言っているが、韻の場合は快楽主義…セックスが好きな様だ


一応無理矢理では無く相手に了承して貰ってるらしいが杏の話だとどうも手当たり次第な節がある


しかし担任の男の先生にまで…


僕は韻の三者面談には親の代理として参加しているので次に会う時にはどんな顔をして顔を合わせれば良いのか…



韻は隙あらば僕のお尻を…処女を狙ってる節がある


前に寝ている時に僕のベッドに忍び込んで気づいて目を開けると僕の身体とお尻を撫で回していた


それ以来寝室には鍵をかける様にした




「あぁ…早くマコトと気持ちよく幸せな気持ちになりたいなあ…」






僕は韻とはそうなるつもりはないぞ


今もこの先も!


父はマコトにとやかく言わないからマコトにとっては都合の良い父なのかな?


父もマコトを都合よく使っているので、まあお互い様な似たもの親子なんでしょう


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