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知らない女が俺の夢に毎晩現れる!

作者: 栗山煉瓦

  太郎は夢を見た。見知らぬ女が現れて、太郎をどこかに誘うのだ。それは花畑だったり、遊園地だったり、かもめが舞う紺碧の海だったりした。彼女の背中を追いかけるが、いつの間にか消えてしまうのだった。

 女は何も話そうとはしない。ただ優し気な、そして諦めたような表情を浮かべ太郎の手を取るだけだ。そしてその日の夢が終わると、彼女は二度と現れない。次の日には別の女が太郎の夢に登場する。その繰り返しだった。

 ある日の女は麦わら帽子と白いワンピース、長い髪をなびかせて風の吹く丘にたたずんでいた。青々と茂り始める新緑が光を屈折させながら彼女の首筋をちらちらと照らしていいる。太郎は声にならない声で何度か彼女に呼びかけたが、どこか遠くを見るまなざしの底に何が潜んでいるのかわからず、困惑した。

 またある日の女は太郎よりも十歳ほど若い、高校生だった。今時の女の子には珍しくスカート丈が長く、薄い眼鏡をかけていて、いかにも真面目そうな雰囲気をもっていた。彼女は丸い月の下で、見た目からは想像できない野太い声で狼のように何度も吠えていた。

 太郎にとってそれらの夢は決して不快なものではなかった。初めて夢に女が現れたときは不思議さと気持ち悪さでその彼女のことが頭から離れなかったが、次第に慣れてきてしまった。けれど、こんなことがいつまで続くのだろうかといささかうんざりしていた。太郎の夢に出てきた女の総数は今日までで十三人。いくら夢に美女が出てきたところで言葉を交わすことも触れることもできないのだから仕方のない話だ。

 そろそろこの夢ともおさらばしたいと思った太郎は、思い切って同僚の佐々木に相談することにした。太郎はしがないサラリーマンだ。学生の頃は少しやんちゃもしたし、起業の真似事なんかもした。すべていい思い出だ。

 電車に乗りながら彼に今までの夢の話を誤解されないように話すと、佐々木は少し考え込んでしまった。彼は人の話を茶化したりしない男で、太郎もそういう彼の誠実さを見込んで相談したのだ。もしかするといいアドバイスがもらえるかもしれない。

「その女性たちに共通点はないのか? 同じ町に住んでるとか、ほくろの位置が同じとか……」

「うーん、みんな容姿も年齢もバラバラ、場所も海だったり山だったりビルの中だったり……。これといった共通点はないな」

「そうか。特徴的な場所とかはないのか。有名スポットとかさ」

 太郎はそこまで注意して見ていなかった。女性ばかりに注目し、場所は背景程度にしか考えていなかった。佐々木の言葉を聞いて、今日からは場所をしっかりと確認することにした。

 夜寝床に入ると早速女が現れた。彼女はラッパを吹いている。時刻は夜明け前だ。だんだんと明けてゆく空に向かって、彼女はひとりで音を奏でる。ラッパの音は澄明なようでどこか悲しみに似たにごりを帯びていた。太郎は女に向かってあらん限りの拍手をし、「上手だね」と言ってみるが、彼女は振り向こうとしない。

 今太郎がいる場所はどこだろう。ぐるりと、冷たい風の残る薄闇に目をこらしてみると、そこは赤銅色の洋館だった。そして屋根の上には風見鶏が立っていた。

「ここは、北野の異人館?」

 そう言うと女はラッパを吹くのをやめ、名残惜しそうな瞳で太郎を見つめた。そして太郎の体を静かに抱きしめると、そのまま朝の光に消えていった。

 目が覚めたとき、太郎は泣いていた。なぜだろう、悲しいのだ。あんなに彼女を近くに感じたのにするりと太郎から遠ざかっていってしまった。夢の中の女はどうやってもとらえることができない。

 週末太郎は神戸にある北野異人館へと向かった。そして周辺の店や住宅地をたずね、ラッパを吹いた女性についての手がかりを聞いて回った。しかし警察でも探偵でもない太郎に個人情報を教えてくれる人はなかなかおらず、手がかりのないまま途方に暮れてしまった。

 太郎は何か食べてから新幹線で帰ろうと、小さな食堂へ。のれんをくぐり人のいない店内に入ると従業員が怪訝そうな目で太郎を見る。よそ者にはつめたい土地柄なのかなと肩身の狭い思いで太郎は案内された席に座った。すると、

「あんたラッパを吹く女の子を探してるとかなんとか……」

「そうです。でも手がかりがなくてね、帰ろうと思っているんですよ。最後にうまいうどんでも食べようかな思って」

 おしぼりで手を拭き、水をぐいっと飲み干した。従業員は水を足してくれたが、どこかぞんざいな扱いだ。

「ラッパの女の子は水原里奈ちゃんていうの。声楽家を目指していたんだけど、喉をやられてしまってね。かわりに始めたのがトランペット。でもあんまりうまくいかなくてね……」

「それでどうなったんですか」

「いや、私たちも知らないんだ。ある日この街からぱったりと消えてしまって音沙汰なしさ。才能のある子だったのにほんとうにかわいそうなことをしたよ。で、ご注文は?」

 従業員はそれ以上女の子の話をしなかった。太郎もそれ以上突っこんで聞くわけにもいかず、黙ってコシのないうどんをもそもそと食べるしかなかった。

「あんた、どこかで見た顔だけど……。この近くの人じゃないよね」

「いえ。僕は関東から来たのでここには縁もゆかりもないです」

 店を出て僕は新幹線で家に戻った。夜中インターネットで「水原里奈」の名前を検索してみたけど、手がかりはつかめなかった。

 しばらくして、太郎の夢の中にまた新しい女が現れた。彼女は駅のホームにいる。そして何かを訴えかけようとしていたが、声が出ないようだった。でもその顔は非難に満ちていて、じっと太郎を見つめている。太郎はわけもわからず彼女に手を伸ばそうとするが、その瞬間バランスを崩して線路に落ちてしまった。太郎が慌てて助け起こそうとしたとき、列車が勢いよく飛び込んできて、そこで夢は終わった。

 こんな悪夢は久しぶりだった。夢に女性が出てくることに慣れてきていた太郎だったが、起きたときには汗をびっしょりとかいていた。目覚めは悪かったが、いつもと変わらない朝だった。部屋の様子も町の様子も、何一つ変わらない朝だ。気を取り直して家を出て、駅のホームで電車を待っていたときだった。

「あの女の人……今日の夢の中に現れた子に似てる……」

 そう思い、太郎は彼女に近づこうとした。折しも電車がホームに入ってきた。電車の警笛音が聴こえる。

「あっ、危ない!」

 誰かが叫んだ。女性はすでに一歩白線の内側に踏み出している。飛び込む気だ―――。

太郎はそう思い、瞬間的に女性の体めがけて跳んだ。彼女はあと数歩で線路に転落する。

間に合うのか―――。伸ばした手が彼女の右腕を掴む。そして太郎は勢いよく自分の方に女性の体を引き寄せた。それと同時に電車が太郎たちの前を勢いよく通過する。

「おい、大丈夫か」

 彼女は呆然とした顔で太郎を見た。彼女の顔からは助かってしまった困惑と、命が終わらなかった高揚が見て取れた。周囲に人が集まってくる。駅員も慌ててかけよってきた。電車は乗客を乗せると足早に次の駅へと向かった。太郎はほっとして彼女の体から手を離した。そして彼女の顔を正面から見て、驚いた。その女性は今朝太郎の夢に出てきた女性だったのだ。夢の女性を現実で見たことは、いままでなかった。

 太郎は女性の呼吸が落ち着いてきたのを見計らって話しかけようとしたが、彼女は太郎を見て嫌悪の表情を浮かべ、彼を突き放した。突然の出来事に太郎は何が起こったのか理解できない。しかし女性は震えながら立ち上がると、

「あなた、まさか……あの事件の?」

 と言ってさげすむような怯えるような様子でそう言った。やってきた駅員に抱えられ彼女は抱きかかえられるようにして駅事務所に入っていた。太郎もついていこうとしたが、駅員に止められて、中に入ることはできなかった。

 数十分後、女性と駅員、それに警察が事務所から出てきた。太郎が駅員に話しかけようとすると、「彼女は声が出ないようです。あなたが直接何かを聞くのもよしたほうがいいでしょう」と言った。

 声が出ない? まさか、と太郎は過去の忌々しい出来事を思い出さずにはいられなかった。というより、ずっと忘れたことにしていた。他人には知られたくない、自分自身でも忘れたい過去。そしてその日仕事を終えるとすぐさま家に帰り、棚の中からあるファイルを探した。

 ファイル名は「美容ドリンク健康被害者リスト」。太郎は大学生のころ友人と起業のまねごとをした。友人は化学系の学科で勉強しており、薬品の知識が豊富だった。それで、友人を信じて美容ドリンクと美容石鹸を売り出すことにしたのだ。都内の安マンションを借りて、太郎たちは商品開発に励んだ。というより太郎は化学の知識などなかったから、主にネットでの販促活動に精を出した。友人は化学にかけてはエキスパートだったし、太郎は彼らを信じて商品の出来に関しては何も口出ししなかった。

 1か月ほどで商品は完成し、その後はいかに売るかの戦略を立てることになった。パッケージ製作や販促チラシの作成、そして大々的に商品を売るためのキャンペーン活動。SNSや口コミを駆使して、太郎は多くの消費者に商品を広めた。見た目の良さや「自然由来」「完全無添加」といった耳障りの良い言葉を並べた広告は瞬く間に話題となり、一時は注文が殺到するほどの人気となった。

 商品発売当初は注文数も日二、三件だったが、次第に評判を呼び人気に火が付いた。数か月後には在庫がなくなってしまい、太郎たちは嬉しい悲鳴をあげた。

「俺たちの商品売れすぎじゃね?」

 手に入った金で毎晩酒を飲み、成功者としての日々を満喫した。太郎たちは、このまま人生の勝ち組路線を歩いていくことに何の疑いもなかった。

 けれど、商品が売れていくたび、太郎たちに驕りが生まれた。コストダウンして、少しぐらい粗悪品を売っても自分たちは儲けられるのではないか。

 そして徐々に商品は改悪されていった。目に見えないぐらいの小さなものだったけれど、品質は確実に下がっていった。しかしそれでも商品は売れ続けたのだ。売れるたび、質は下がっていく。最後に太郎たちは禁忌に手を染めてしまった。健康被害が及ぶ可能性があるが、安価な薬品を使うようになったのだ。今までと同じようにはじめはためらいながら、

そして次第に罪悪感は薄れ、いつのまにか商品は危険物質の塊になっていたのだった。

 その晩も太郎たちは飲み歩いていた。きれいな満月の夜で、満ち足りた心は藤原道長のように、欠けたものなど何もないように思えた。

 家に帰ってソファーに腰を落ち着けたその時、一本の電話がかかってきた。それが栄華の終わりの始まりになろうとは、その時の太郎には知る由もなかった。

「もしもし」

 電話に出てみると、落ち着いた声で女性がこう言った。

「美容ドリンクの購入者から、健康被害の訴えが多数寄せられています」

 健康被害? 太郎は特段大事にはならないだろうと高をくくっていた。自分たちはまだまだやれる、そう思っていた。しかし翌日から被害は一気に拡大し、会社にはひっきりなしに電話がかかってきた。増員した新入社員は慌てふためき、社内は大混乱に陥った。

 ドリンクを飲んだ購入者は喉の痛みを訴え、美容石鹸の購入者は肌が炎症を起こし、中には皮膚がただれてしまった者もいた。

 すぐさまマスコミの報道が始まり、太郎たちの会社は一気に批判の矢面に立たされ、そして開かれた謝罪会見では醜態をさらすことになった。被害はより拡大し、購入者の怒りは頂点に達した。喉を傷めた中には、声が出なくなってしまった者もいて、被害は深刻だった。

 太郎はこの件に関して知らぬ存ぜぬを通した。商品を開発したのは友人たちであり、自分は広報活動や販促活動を行っただけだ、もし危険な薬品が入っていると知っていたらまっさきに止めただろうと当事者でありながら被害者のような顔をして逃げ回った。数か月後会社は倒産し、大きな負債を抱えることになったが、太郎は既に逃亡済みで全ての罪は友人たちがかぶった。

 嵐が通り過ぎるまで太郎は長野の避暑地で自粛生活を送った。世間は次第にこの事件を忘れていったが、被害者への責任は続いていた。このまま一生日陰で終わるのかと覚悟はしていた。事件から1年あまりが経った頃、共に会社を立ち上げた友人ふたりが相次いで自殺をした。遺書には「保険金を被害者の救済に当ててください」と書かれていたそうだ。

それを太郎はマンションの一室で聞かされた。

 もしかすると今度は自分に被害者の矛先が向いてくるかもしれないと思いびくびくしていたが、結局その後事件は収束に向かったようだった。保険金が下りたのか、被害者は救済されたのかは太郎にはわからなかった。

 こっそり東京に戻ってきた太郎は、実家に戻ることにした。実家には母しかおらず、久しぶりに戻ってきた息子に母は嬉しさを隠せなかった。

「あんたに荷物がいっぱい届いてるんよ」

 それは自殺した友人が送ってきたもので、中には健康被害に遭った客リストや太郎が逃亡してからの事件の後処理などが克明に書かれていた。太郎は忌々しいものを送ってきやがって、と段ボールにガムテープできっちりと封をして押入れの奥にしまった。二度と開けることがありませんように。

 そして今、その段ボールを開き、太郎は被害者リストを読んでいる。ひとりひとりのプロフィールと顔写真、そして健康被害が淡々と、しかし克明に記されていた。太郎はページをめくりながら、夢に現れた女性たちとそのリストの女性たちを見比べてみる。すると、あるページで指が止まった。「水原里奈」。それは北野異人館で見た少女だった。彼女は声楽家を目指していたが、このドリンクを飲んだことで声帯がおかしくなり声が出なくなってしまった。そんな逆境にめげずに今度はトランペットを習い始めたがうまくいかず、自殺を選んだのだった。

 また別のページには、駅で自殺しようとしてた女性と同じ顔が載っていた。「鈴木菜菜子」。

彼女は美容石鹸を使用し、体全体にあざができた。その写真も載っている。背中は赤黒くただれておりまるでやけどをした跡のようだった。

 太郎がページをめくると、いかに健康被害が大きかったかが手に取るようにわかる。そして幾人もの人たちがこの事件で命を断った。

 最後のページを読み終えると、太郎はリストを箱の中に戻し、ベッドに横たわった。あまりにも酷い。自分たちが犯した罪がこれほどまでとは。罪悪感が生まれそうになるのを必死で抑え込み、太郎は眠ろうとした。しかし眠ったらまた夢の中で女性たちに会わなければならない。自分にはもう安らかに眠ることすらできないのか。

 けれど、眠りは訪れる。そして夢もやってくる。ここはどこだろう、目を開けると強いフラッシュの光に眩んだ。太郎はそこがどこだかわからなかった。しかし太郎はまるで王様が座るような椅子に腰掛けていて、目の前には顔の見えない人たちが彼のほうをじっと見つめていた。

 太郎の目の前には一本のマイクが置かれていて、四方には巨大なカメラが設置されている。まるで、何かの記者会見のようだ……。

「深夜二時になりました。それでは、会見を始めさせていただきます」

 そう言ったのは太郎と会社を作り、自殺した友人Aだった。舞台の反対側には友人Bもいる。太郎の目の前、観客席の奥の奥にデジタル時計が設置されていて、時刻は二時を指していた。

 そしてスクリーンが下ろされ、今までの太郎たちの悪行が流された。太郎はその画面を直視できず、下を向いて黙り込んだ。すると突然大きなラッパが鳴り響いた。それはどこか哀愁を帯びた、まるで棺を葬送する際に鳴らされる音のように悲しい調べを奏でていた。顔をあげ、そのラッパを吹いている女性を見ると、北原里奈だった。思わず顔を背けると、一斉にフラッシュがたかれ、観客席にいる女性たちが一斉に立ち上がった。それは全て太郎の夢に出てきた女性たちだ。

「それでは謝罪会見を始めます」

 機械のような冷たい声が会場のどこかから響く。太郎はその場から逃げよう立ち上がろうとした。しかし体が動かない。なぜだ、なぜ動かない。焦りから何度も体をよじらせ見えない鎖を解こうとしたが、太郎は指先一つ動かせなかった。

 カツン、と何かの音が響く。それは裁判官の木槌だった。

「あなたが罪を償うまで、永遠に謝罪し続けていただきます」

 観客席の女性たちが声をあげる。「死刑にしろ! 絶対に許すな!」その女たちの顔に生気はなく、ゾンビのように青白く一目で生きている人間でないことがわかった。

 見えない猿轡を解かれ、太郎はよだれを垂らしながら、置かれたマイクに唇を合わせた。

目の前にいる被害者たちの瞳は、太郎のあらゆる逃げ道を断ち切るように冷たく光っている。

 「申し訳ありませんでした……」

 やっとの思いで吐き出した声はかすれ、マイクでさえも音を拾えないほど小さかった。女たちは夜叉に変わり、なおも太郎を糾弾する。

「絶対に許さない!」

「私の人生を返して!」

「死をもって償え!」

 太郎はその時間が永遠のように感じられた。時計を見てみると、時間は二時を指している。会見が始まってから一分も経っていない、どういうことだ。

 会見は終わらなかった。これは夢だ、夢ならばいつか醒めるはずと、苦悶の表情を浮かべながら太郎はこの会見が早く終わることを願った。しかし時間は進まない。

 太郎は膝をつき、震えながら顔を覆った。もう逃げ場はない。女たちはおもむろに手をつなぎ始めた。そして「アニュス・デイ」を高らかに歌い上げた。悲しみと憐れみが同居し、そこにいる者たち全てが涙した。

 それは太郎へのレクイエムだったのか、自分たちの人生に対してのものだったのかわからない。ただ、そこに「生」は存在しなかった。あるのは死、だけだ。

 そして、どこか遠くでモニターの画面に文字が映し出される。

 「永遠の謝罪会見 続行中」

 夢はまだ、続いている。



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