プロローグ
清掃員として働いていた主人公が異世界で清掃しながら日々坦々と生きて行く物語です。
名前: 金太郎
職業: 清掃員
年齢: 32歳
性別: 男
身長: 175cm
体重: 68kg
特性
•几帳面: 作業の仕上がりが常に高評価。
•黙々とした努力: 他人に気づかれにくいが、裏でしっかり成果を出すタイプ。
弱点
•腰痛持ち: 重い荷物を持つとHPが減少することがある。
•社交的ではない: 魅力が低めなため、コミュニケーション系のイベントで苦戦する
32歳、金太郎。世紀末の様な国で暮らしている主人公。
町で汚職警官に目を付けられギャングとして刑務所に入れられる。
汚職警官A:「あんちゃんお前ギャング団員だろ?そうなんだろう?」
汚職警官B:「あんたみたいな大人しいのが本当はヤバイ奴なのは常識だぜ。」
汚職警官c:「実績づくりのため逮捕!」
金太郎:「……え!?」
刑務所につれて行かれた俺は人生の兄貴達方から人の業を聞かせれた。
囚人A:「ヒャッハー! 新人!ようこそ人生の掃きだめに!」
囚人B:「お前は何してここに来たんだ?俺はつまみ食いで来たぜ!凄いだろ!」
囚人C:「俺なんて手を洗わずに給食を頂きますをして。ここにいれられたぜ!」
金太郎:「……え!?」
金太郎「……なんだこいつら。どれも可愛い悪さで本当は良い奴らなのでは!?どっちなんだ!?」
俺の国は深夜コンビニへ買い物を行く。それだけで刑務所にいれられてしまう。
それはよくある事だ、下手に騒ぐと余計面倒事になる。
実は刑務所にいる間は衣食住は完備そして少しのお金がもらえる。
それから数週間後…
俺は刑務所の清掃係として働いていた。割と囚人兄貴達は優しく掃除など手伝ってくれるいい人達。
汚職警官達は実績作りの為のお詫びとしてお菓子(賄賂)を俺にくれるようになった。
居心地がよく規則正しい生活ができる為しばらくここに住む事にした。
そして事件は起こる。
夜の12時。全独房が就寝中に見張り警官達が夜食としてモグロナルドバーガーの紙袋を開けてしまう。
モグロバーガーとは匂いがとても特徴的で直ぐにわかるレベルのハンバーガーとポテトセットで
売られている大人気バーガーだ!(ちびっ子からお年寄りまで大人気)
囚人A:「ヒャッハー! この匂いは!モグロバーガー!」
囚人B:「おい見張り警官!俺がお前のモグロバーガーを味見してやる!凄いだろ!」
囚人C:「俺なんて手を使わずに頂きますをして。完食してやる!」
そう言いながら囚人兄貴達は鉄格子を歪ませ檻から脱走した。
金太郎:「……マジか!?」
そして警官達と囚人兄貴達とのモグロバーガー戦争が始まった。
普段は囚人兄貴達は優しく心穏やかで規則正しい生活をしてくるが、
深夜という悪い子が起きている時間に背徳的食べ物の匂いで脳がクラッシュしてしまった。
その光景は地獄絵図であった。
警官達は囚人達をなだめる為に説得していが、その光景は多くのゾンビ映画さながら群がっている様だった。
汚職警官A:「あんちゃん。これ食べな。みんなには内緒だぜ!」
金太郎:「ありがとうございます。!?」
汚職警官の一人が俺にだけモグロバーガーをくれた。
急いで食べた俺は満足した。
皆が食べれなかった物が食べた優越感と幸せを嚙み締めた。
しかしこれが後に後悔になる事になるとは…。
翌日、囚人塔の廊下での清掃中。
囚人A:「ヒャッハー! お前…匂いぜ!」
囚人B:「何故…どうして…信じたくない…お前がモグロバーガー!」
囚人C:「おまえ!モグロだろ!モグロ置いてけ!」
金太郎:「ナニモタベテナイヨ!(棒読み)(何故ばれた!?そうか!匂いが特徴的過ぎるからだ。)」
逃げなければ囚人兄貴達は檻を簡単に曲げる事が出来る戦闘民族だ。
匂いがあるなら、あそこに逃げよう。俺は急いでダストボックスに逃げ込んだ。
ダストボックスとても臭いが、この際しょうがない命大事にだ。
走って逃げる最中、廊下には張り紙が貼ってあった。
走るな注意!、お風呂は肩まで浸かりましょう♪、家出ミミックのミミ男の捜索依頼!など!
家出ミミック「バッククン!、モグモグ」
気づくと見知らぬ森の中に倒れていた。目の前にはよくわからない異世界が広がっていた。
そしてアナウンスが聞こえた。
「異世界へようこそ。あなたは家出ミミックのミミ男に食べられて『清浄の勇者』として召喚されました。」
金太郎:「…まさかのごみ箱エンド!」
よろしくお願いいたします。
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