春休みを夢から出して。
なんだ。夢だったんだ。まあ、楽しませてもらったし。夢の中の春休みが一番充実していた。ただ、現実に戻ったおかげで、「課題」というものを考えさせられることになった。勿論、手など付けていない。僕という存在が積極的に課題をするわけない。ただ、課題を出さないなんてことは絶対に避けたいので僕は、課題をやることにした。
「あ~めんんどくさっ。」
「やる気出ねえー。」
という感じで、全く話にならない。しょうがないことではあるが。逆に、大量の課題を見てやる気になるほうが狂ってると思う。
「やっと2ページ。まだまだあるな。」
残りのページをペラペラめくりながらやる気が出ないか模索している。
よく、「やる気を出せ」とか、「やる気を入れろ」とか矛盾したことを平気で言ってくる。そもそも、やる気なんて言うものは自ら出たことはない、というかやる気という未知の存在が共通認識されていることはもはや恐怖でしかない。
まあ、そんなことを考えているわけで、なかなか効率が悪い。数学が面倒だったので、国語のワークにチェンジする。まあ、問題を見たところでたくさんの文字が嫌になってくることは予測ができたので、すぐ国語のワークを閉じ、理科のワークに手を付けた。幸い、理科のワークは数学や国語のワークとは違い、そこまで鬱陶しくなかった。(勿論、他の強化に比べてであり、面倒くさいことには変わりないのだが。)
春休みというのはこれだから嫌いだ。最初はいいような日々が続くのだが、最後の方になると突然、課題とやらが牙をむく。事前に対処はできるものの、それをこなした人間はいない。
そんなことを考えながら、春休みを堪能する——